.

漢委奴国王印

新潟県立歴史博物館の企画展「ハンコ今昔」が24日までってことで、実は22日(土)に観にいってきたので書いとく。といっても判子にそんなに関心があるわけじゃ勿論なくて、目当ては何といっても国宝「漢委奴国王印(かんのわのなのこくおうのいん)」(福岡市博物館蔵)。そう、昔教科書に出てきたあれだ。その超目玉品をみんな一目見とこうってことで混むわ混むわ、あの様子じゃ23・24はもっと混んだだろうな。
ところがいざ現物をまのあたりにしてみると、これが何とちっちゃいことか! スタンプラリーのスタンプや年賀状スタンプの1/10ぐらいで、カレールー程度の大きさしかない(但し金製)。


これの脇にだけ警備員が付っきりだし、たしかに金色の艶めきにはオーラがあるようで、「ああ、伝説の遺物をついに見たな」という感慨なきにしもだが、それにしてもあまりに小さいのでそういつまでも見ててもしょうがなく、みんな割とすぐ次へ移ってくから、この金印の周りだけひどく混んでるというわけじゃなく結構いい具合に分散してた。まあ他のいろんな判子の歴史も見ていけばそれなりに面白いってことかも? というかこの博物館はそもそも企画展の数十倍の規模の常設展が売りで、当然そっちにより時間かけるのが普通だから別にいいんだけど。しかも大体両方込みで600円ぐらいで見れるから(常設のみだと400)、実は割と好きで年2、3回も行く。
そんなことよりこの金印だが、Wiki見ると何と一部で密かに偽物説もあるらしい。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%AD%E5%A5%B4%E5%9B%BD%E7%8E%8B%E5%8D%B0 たしかにこれほど重要な唯一無二の歴史的遺物が、しかもこれほど小さいものが偶然田圃で見つかるというのもやや出来過ぎ感否めない気もするが、しかしそんなことばかりいってちゃ邪馬台国じゃないけど夢がなくなるわけで、ここはもう信じる者は救われるでいたほうがいいよね。上の斑のある摘み部分は蛇を模したのだそうで、たしかに他の中国の古印にも動物の摘みのが多かった。あと金印レプリカ作り体験講座みたいなのもやってたが、それこそ子供連れでごった返してて立ち入る隙はなかった。何だかおらが故郷(くに)の人たちってこういうの結構好きだよね。

金印絵葉書