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鶴岡雅義と東京ロマンチカ

24日に亡くなった浜名ヒロシの在籍した鶴岡雅義と東京ロマンチカが今日(10/27火)の『歌謡コンサート』に出演。http://www.nhk.or.jp/utacon/old/index.html
出演は以前から予定されていたことで故人も楽しみにしていたというが、果たして唄えるんだろうか唄えたとしてもどんなステージになるんだろうかと危ぶまれた。が、それは素人の杞憂だった。MCからの訃報とお悔やみのあと故人に捧げられたロマンチカの「小樽の人よ」は決して湿っぽいものにも重いものにもならず、それでいて不自然に明るく振舞っている様子すら見せない、ただひたすらいつもの素晴らしい三條正人の歌唱とレキントギターの響きを聴かせるロマンチカのステージだった。当然演者自身の意向もあっただろうし演出側の配慮もあったかもしれないが、いずれにしても「これはきっと故人が喜ぶに違いない」と見ている者が思える流石プロというパフォーマンスだった。
ところで今日1人だけでバックコーラスを担当していたメンバーだが、調べたところどうも本来はギター担当の大場博という人じゃないかと思う。思うというのは、ロマンチカというグループはどうやら状況によってステージメンバーの数を変えたりしているようで、テレビだと最近は大体鶴岡・三條・浜名+もう1人(これがおそらく大場)の4人だけという編成が多かったようだ。Wikiではその「もう1人」が奥山浩章という人になってるが、その奥山という人は検索すると明らかに顔が違うので、メンバーの1人ではあるようだが最近テレビでコーラスで出ている人とは別人じゃないかと思うが、果たして真相はどうなんだろう? …それはさて置いても今日はとにかく3人だけでの出演だったわけだが、三條正人はたしかに浜名ヒロシがいつものように後ろにいるのを感じながら唄ってるように見えた。
これは↓珍しい大掛かりなセットでの「小樽の人よ」。左のほうでパーカッションやってるのが浜名で、こういう姿見れるのも貴重だ。
(※2011/4/19別映像に差し替え。珍しい法被姿での歌唱。鶴岡雅義は浴衣姿。中央・三條正人の右隣が浜名ヒロシで、左後ろが奥山浩章=おばさまさんのご指摘で判明。和田アキ子郷ひろみなど豪華な顔ぶれが見えるので一見紅白かとも思えるが、雰囲気からしてどうも違うようでもある)。

もう1つこれも↓珍しい「くちづけ」という曲をやってるところで、紅白映像のようだ。後ろのコーラスの左端が浜名でその右隣が大場博、だと思う。
(※2011/4/19再掲。おばさまさんのご指摘により、浜名ヒロシの右隣は奥山浩章と判明)

三條正人の歌声はほんとに日本に2つとない美声だろう。東京ロマンチカがこれからも唄い続けてくれるよう願わずにはいられない。