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崇徳院は電気蛸の夢を見るか?

頂き物自慢のコーナー。
H・R・ウェイクフィールド『ゴースト・ハント』(鈴木克昌西崎憲南條竹則倉阪鬼一郎・今本渉訳 創元推理文庫)
カーター・ディクスン『黒死荘の殺人』(南條竹則・高沢治訳 創元推理文庫)
ジョン・W・キャンベルJr他『クトゥルフ神話への招待──遊星からの物体X』(増田まもる・尾之上浩司訳 扶桑社海外文庫)

『ゴースト・ハント』は買ったあとに貰ってしまった…いや勿論嬉しいだけではあるけど。編集部からじゃなくて訳者の人からになってるがどなたかは判らない。西崎さんか南條さんだと思うが…
『黒死荘の殺人』も南條さんだ!…と思ったらこっちは編集部からになってた…担当者は不明。でもこれ意外とF原編集室じゃないようなので、薙刀FさんじゃなくIさんかKさんのどちらかじゃないかと… 因みに南條さんからはA・ブラックウッド『秘書綺譚』(光文社古典新訳文庫)その他もいただいてるんだが採りあげそびれたまま…
そして『クトゥルフ神話への招待』は勿論尾之上さんからだが、何と! この前2冊出たばかりだから、尾之上さん扶桑社から立て続けに3冊ってことに! 凄いー感心する。おいらろくな仕事しなかったからあそこもうお払い箱なのに… しかも里程標作ラヴクラフトクトゥルフの呼び声』を新訳してるというのがまた凄い。あと名のみ高いラムジー・キャンベルも。但し目玉はキャンベルJr『遊星からの物体X』(勿論ラムジーさんとは別人ね)。そうか映画『物体Xファーストコンタクト』ってこれから公開なのか。これだな→http://buttai-x.jp/ うーん見たい。『貞子3D』とどっちが凄いかな。で尾之上さんの解説(これがまたいつもながらとてもさんこーになる)によれば、キャンベルJrのこの原作はやはりラヴクラフト『狂気の山脈にて』の影響下に書かれたらしい。でオバノンの『エイリアン』もやはりな。そりゃそうだよなリドリー・スコットもギーガーもみんな筋金入りのラヴクラフティアンだもんな。ただ当時の日本じゃそんなこと大っぴらに言ってもまだ一般にゃ通じなかったってだけで。あとデル・トロが『山脈』撮るのやめたらしいってのは小耳にしてた。そうかスコットの『プロメテウス』が代わりなのか。ほんとはトロやんの見たかったが… でもしゃあないわなハリウッドなんかあてにならんし。そのうち日本で英勉白石晃士が撮ってくれるよ?


というわけで西崎さん南條さん尾之上さんありがとうございました!
ゴースト・ハント (創元推理文庫) 黒死荘の殺人 (創元推理文庫) クトゥルフ神話への招待 ~遊星からの物体X (扶桑社ミステリー)






ところでついでってわけじゃないが…
みんな今日はオリンピックなんか見てないで『平清盛』見たよな? いやー凄かったな、井浦新ってこのためにキャスティングしたのか!?ってぐらい。大河でここまでホラーやったの嘗てないんじゃね?

ここだけ『貞子3D』か『Xファーストコンタクト』かと思ったよ。いっそストやんの呪詛でクトやんでも召還してくれりゃもっとよかったんだが。平家の前にルルイエが浮上するとか?





































































































































なーんて好き勝手なことばっか言ってるとまたどっかのおえらいさんが勝手にトラックバックしていちゃもんつけてくるから気をつけんとな…