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赤い左手

宮間のFKからのあれは間違いなくハンドだった。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/08/10/kiji/K20120810003875300.html
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/08/10/kiji/K20120810003875210.html

左下宮間、中央ヒース。
あと熊谷もヘディングしようとして明らかに抱きかかえられて倒れてたな。





南ア戦の直後に言わなくてもいい「途中からの引き分け狙い」を敢えて早々と公言した佐々木監督、それほど勝利に執念があることを公にしてたわけだから、あそこは退場覚悟&場の空気が悪くなること覚悟で猛抗議すべきだった、笛は覆らなくても主審&敵チームに強いプレッシャー与える効果があったはずだから。と言うよりこの場合は寧ろ… あれを見逃したら引き分け狙い発言と辻褄が合わないことになるから。ピクシーなら間違いなく大暴れして大問題に発展させてただろう。準決で敗けたカナダも試合直後に審判への不信感を吐き捨ててた。でも佐々木監督はそうはやらなかった。彼に限らず日本人監督ならそれが普通だ(男子の岡田氏も誤審を笑って見逃してあとで悔やむ結果になってたことがあった)。それは言い換えれば…
あの「途中からの引き分け狙い」(この「途中からの」てっところがミソだ)発言が優勝への執念というより(執念も当然あっただろうが)、やはり寧ろサブ組の不振さをかばうためだったことを意味してる。そもそもそれ以外にあの段階であれを敢えて公言する意味はないだろう。





アメリカの勝因はその執念がなでしこよりほんの少しだけ上回ってたことだ。それは当然と言えば当然だ、下手したらWPSが危ない状況なんだから。W杯で敗け五輪でも金メダルとれなかったとなれば選手は明日からでも路頭に迷うかもしれない。いや金とった今だってさほど変わらないかも、ワンバックINACからオファーされてるぐらいだから。でもあのドイツ人女監督は流石だ、今の世界の主流であるなでしこをリスペクトして敢えてパスサッカーに路線変更した──と見せかけて五輪ではまたも放り込み路線で来た。そのなりふり構わぬ執念の凄まじさは俺らの想像以上だろう。それが勝利を呼んだんだな。ワンバックも「勝つためなら手段は選ばない」と公言してるし。そこにいくとあの某ブラジルの監督は見下げ果てたものだ、あれはもう負け惜しみとか悔し紛れと言うより世界一のサッカー大国の恥だな。空疎なプライドだけ振りかざしてあんなKYを本気で言ってるようじゃ、未来永劫金メダルはとれない。





























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