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『実在の岸辺』

12/4(火)竹本健治さんのお仕事場を訪問、またまた朝方までお付き合いただく。おいらのくだらない話をいつも辛抱強く聞いてくださるのには頭が下がります、ありがとうございました。竹本さん最近の感銘作という真木武志『ヴィーナスの命題』(角川文庫)を同日中にゲット。ご子息竜都さんが先に読んでお気に入りだったとか。ある意味でかなりの難物らしいが、初めのほうをちょっと読みかけただけではまだそんな感じは受けない。先へ進むと果たしてどうなのか… あと竜都さんが『東京全力少女』で裏方のバイトしてるときエキストラで出演もされたとのこと! 最近テレビから離れてしまったのが悔やまれる…


12/6(木)神保町方面に出かけ、途中初めて立ち寄った富士見坂の虔十書林で村野四郎の詩集『實在の岸邊』(1952創元社)入手。現代詩少年だった頃多大な影響を受けた詩人で(この人の入門書で実作始めたり地元紙投稿欄で選んでもらったり)長年気になってた一書。久しぶりに入った〈さぼうる2〉で紐解いてみる。が、隅の席は暗すぎて読書にはあまり適さない…



「詩法」 前面から/時間がはいってきて/ぼくの体内にわだかまる/そしてそれはうごめく/
    この無限に長い条虫/ぼくの憔悴はここから来るか/ぼくは詩を粉にしてのむ/
    すると尻尾のさきが切れて少し瀉(くだ)った/背中のうしろの方で/樹々が揺れる/
    光をもみあう樹の葉たちの若い声がする



この虔十書林はアナログ盤・美術関係・詩集などユニークな品揃えでなかなかいい感じ。
神保町での収穫は『パタリロ西遊記!』1〜3を某店外箱から1冊百円で。なお『パタリロ!』本篇は全巻入手済み。






























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