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『悪魔のようなあいつ』

竹本健治さんのところを訪問中にYoutubeで『悪魔のようなあいつ』の映像を断片的に見せてもらい、一段と見たさに駆られてついにオクでDVDゲット。

といっても全9巻のラスト1巻が欠けてるので格安ってやつ。この際そんなのはいいよとにかく安けりゃっていう。何しろ2セットで普通なら安くても計25000円以上だからね(アマゾンだと30000円以上)。但し落札額は内緒。
年内はうちにいるのでその間には全巻見たい。
但しおいらの場合ドラマを見る視点はどこまでも個人的なので、世間的な評価とかマニア的な視点とかには一切興味ない。他人がどう見てるかなんてことには全く何の関心もない。この場合もそういう見方になるだろうし、なるしかない。



悪魔のようなあいつ DVDセット1 悪魔のようなあいつ DVDセット2



























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田村正和 X 内山理名

帰宅して久々見たテレビドラマ。「十万分の一の偶然」は個人的にいろんな意味で面白かった。http://www.tv-asahi.co.jp/juman/
まず何といっても内山理名さんが出るっていうからてっきり田村正和さんの殺される娘役かと思ったら(99年『美しい人』でやってるから)、そこかよっていう。



あとやはり高島政伸さんがね。何しろ今一番面白い男優の一人。

『バナナ大使』の頃にはこんな屈指のエキセントリック俳優になるなんて誰が想像しただろう。やはり私生活の影響はでかい?



私生活の影響といえば若村麻由美さん。

今でこそこんなイイモンの役が回ってくるが、結婚してた当時はあのご主人(故人)の影響か妖婦役ばかりフられてしかもそれがハマってた。



あとやはり岸本加世子さん。

何たって88年『ニューヨーク恋物語』で田村さんの相手役(ヒロイン)だからね。惹かれ合うのか合わないのかという微妙さがよかったあれは。そのせいか判らないが今回は
友情出演クレジット付き。


(※↑写真は全て「十万分の…」での役柄より。



























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マッチ売りのM・P・シール

11日、池袋に行くのに初めてバスを使ってみた。当然駅西口のほうで降りるわけで、何だこれはと初めて入ってみた(用もないのに)のが東京芸術劇場。いやーびっくらこいた。ってのは死語かな。

この吹き抜け空間のゴージャス感は何よ。こりゃ流石のアオーレ長岡も負ける。
そのあと隣辺りのルミネに入ったらこれがまた…

もうリバーサイド千秋ごときでいい気になってらんないな。やっぱ花の東京は違うわ。クリスマス前の雰囲気酣のこんなところをジジイが独りでうろついてると、ほんとどうしようもない感がこみあげてくる。こういう華やかなショーウインドーの世界に憧れながら天国に召されていった(違ったかな?)マッチ売りの少女の気持ちがちょっとだけ判るような… にしてもルミネの奥に紛れ込んでしまったら出るに出らんなくなってとんでもないところから吐き出されたのには参った。





で今日12日は今般初めて新宿へ。というのは明日13日深夜バスで一旦長岡に帰る予定なので、乗車場所を見ておくため。いやそういうのを怠るとおいらの場合往々にして土壇場で迷って乗り遅れなんてことがありがちだから。で初めて副都心線てのに乗って新宿三丁目で降りそこから歩いて西口方面へ。案の定かなり右往左往してようやく西口のほうに出て何とか乗り場確認。で折角来たついでだからと都庁のほうまでテクテクと。そしたらいやー池袋辺りで驚いてらんないねやっぱ。この辺の〈ザ・東京〉感は凄い。昔はとバスで来て以来2度目だが全然憶えてない。あの頃とは景色も丸変わりだろうが。
↓都庁を真下から。

↓ちょっと離れて。

↓これも昔からあるよな何とかってビル。このフォルムは妙に古びない。

↓このいちばん向こうに見えるコクーンタワーだっけ、そこの地下にBook1stがあったのでは入ってみたら…

↓洋書コーナーに1冊だけ場違い?なM・P・シールのThe Purple Cloudが。滅多に来ないだろうからと記念に買っちまった↓。

宮脇孝雄さん(如何にも好きそう)がどこかに詳しく紹介してた。アポカリプスSF?の先駆け的作品とのこと。いや自分じゃ読んじゃいなくて以前から噂に聞くのみだが…SF班K浜さん、出さない?





























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復旧安堵

今朝からどうもネットに繋がらなくなって、やむなくauへ。案の定混んでて病院並みの待ち時間だったが辛抱した甲斐あり、優しいネエさんが「ICチップ換えてみたら直るかも」ってことで換えてもらったらほんとに直った。サービス料はタダ。原因はマァ不明だが「ほんのちょっとした接触不良とかってこともあるかも」だって。auのネエさんもやっぱ東京のほうがエエかもよ?


ところで先日ヤマダ電機で外付けドライブ買ってきて(2980円)ついにこっちでもCD取り込み&Youtubeアップ日課を始めてしまった。どうももうリハビリ不可らしい。チャンネル3つ(ツブしたの2つ)、総up曲数約1800、総再生回数190万超。当然ながら80〜90のJPOPが主体だがわずかながら洋楽もあり。ジャンルはアイドル・王道歌謡曲・演歌・ジャズ(スタンダードから山下洋輔まで)・ロック・フォーク・ラテン・AOR・R&B・ハウス・アシッドジャズ…とほぼ節操なし。ないのはクラシック系とヒップホップ系(ラップ系?)とAKB系。ってことで今日も例によって250円で仕入れた松田聖子さんのウインター・アルバムでクリスマス・ソングでもあげてみようかと。










ところで『このミス』が出てたのでゲット。あけてみたら…何だ?


『デ ィ ミ タ ー』 が 入 っ と ら ん や な い け っ !


…ったくこれだから、どいつもこいつも見る目がないやつばっかで、ったくもう(後略 …










…ところで新潟のほうは雪・風・雨と三拍子揃ってきたらしい。13日深夜に一旦帰るが果たして…






























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米倉涼子新女王説?

『ドクターX』最終回前に20%越え。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/12/07/kiji/K20121207004724780.html

この期に及んで米倉涼子が連ドラ女王or視聴率女王と呼ばれる日が来るとは思わなかった、そっちの面ではそんなに大きくは望めないというのが実情だったから。それと繰り返しになるがこの『X』はテレ朝米倉モノのなかで決して出来のいいほうじゃなく個人的にもさほど好きでもない。中園ミホ作品としても『ナサケの女』のほうがずっとよかった。
それに何よりテレビを離れてしまって最近は見てない。でもまあそういうことなら最終回ぐらいはワンセグでなんとか頑張ってみっか。





























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『実在の岸辺』

12/4(火)竹本健治さんのお仕事場を訪問、またまた朝方までお付き合いただく。おいらのくだらない話をいつも辛抱強く聞いてくださるのには頭が下がります、ありがとうございました。竹本さん最近の感銘作という真木武志『ヴィーナスの命題』(角川文庫)を同日中にゲット。ご子息竜都さんが先に読んでお気に入りだったとか。ある意味でかなりの難物らしいが、初めのほうをちょっと読みかけただけではまだそんな感じは受けない。先へ進むと果たしてどうなのか… あと竜都さんが『東京全力少女』で裏方のバイトしてるときエキストラで出演もされたとのこと! 最近テレビから離れてしまったのが悔やまれる…


12/6(木)神保町方面に出かけ、途中初めて立ち寄った富士見坂の虔十書林で村野四郎の詩集『實在の岸邊』(1952創元社)入手。現代詩少年だった頃多大な影響を受けた詩人で(この人の入門書で実作始めたり地元紙投稿欄で選んでもらったり)長年気になってた一書。久しぶりに入った〈さぼうる2〉で紐解いてみる。が、隅の席は暗すぎて読書にはあまり適さない…



「詩法」 前面から/時間がはいってきて/ぼくの体内にわだかまる/そしてそれはうごめく/
    この無限に長い条虫/ぼくの憔悴はここから来るか/ぼくは詩を粉にしてのむ/
    すると尻尾のさきが切れて少し瀉(くだ)った/背中のうしろの方で/樹々が揺れる/
    光をもみあう樹の葉たちの若い声がする



この虔十書林はアナログ盤・美術関係・詩集などユニークな品揃えでなかなかいい感じ。
神保町での収穫は『パタリロ西遊記!』1〜3を某店外箱から1冊百円で。なお『パタリロ!』本篇は全巻入手済み。






























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中村勘三郎

中村勘三郎といえば個人的には勘九郎時代88年の大河『武田信玄』での今川義元役だ。

白塗り・貴族気取り・頽廃志向という義元像はこの人のこの演技で映像的に定着したんじゃないか。凄絶な最期のシーンも忘れがたい。大河脇役史上でも屈指の名演。



ご冥福を祈ります。





























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