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2006-09-04から1日間の記事一覧

孤源にて

紫色のアンモナイトの形をした雲が湧く海岸に立つ。 両手で支えている銅のオルゴールからは 「支那屏風の陰の乙女」が流れる。 足元の砂には淡桃色の光を洩らすオイルランプ。 初秋の海風にもランプの火が消えることはなく、 オルゴールの旋律が乱されることも…