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紅白/このミス/ドラマ

想い出の紅白歌合戦 TOKYO YEAR ZERO このミステリーがすごい! 2008年版 TBS系ドラマ「ジョシデカ!-女子刑事-」オリジナルサウンドトラック ウォッチメイカー
紅白の面子が発表された。なんだかんだいって、大晦日はやっぱこれっしょ。なんていってるのは相変わらず俺だけかな。
http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/syutuen/index.html
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2007120502069776.html
俺的には藤あや子落選てのが残念だ。ハロプロは3組も要らんから1席分けてやれ。というかあそこは3組でワンセットなのか。あと断られるに決まってる大物に毎年儀式的に頼むってのもいい加減やめたほうがいいよな。彼らは紅白に出ないほうが高価値維持できるんだから、お互い(NHKにとってもアーティストにとっても)無駄なことだもの。彼らに用意できる空き席があるなら演歌系にもっと回すべきだ、そっちは紅白に出ることをこそ夢としてるんだからね。水牧あさ実なんか『歌謡コンサート』あたりで随分貢献してるはずなのにまだ一度も出させてもらってないし、それなりに安定して売れてる島津亜矢や山川豊あたりを気まぐれみたいに落としたり出したりってのも、振り回してるだけみたいで気の毒だよな。 因みに紅組最多出場でトリ常連の和田アキ子はここ20年ほど1曲もヒットがなく、10年ほど前『オリコン』で見たアーティスト別稼ぎ高上位千組のリストにも入っていなかった(演歌系ですら主要どころはほとんど入っていたのにだ!)し、『CDTV』がたまにやるチャート100以内にも見たことない(その辺になるとむしろ演歌系のほうが多い)。ま、そういういい加減な力学(?)があるからこその芸能界だからべつにいいんだけど。


ところで連ドラ界はいよいよ深刻だ。『ガリレオ』のあまりに突出しすぎた1人勝ち(唯一20%超)。他はどの局も軒並み、15到達どころか10にも遠く満たない有様。特にひどいのがTBSで、最大の目玉だったはずのさんま&長澤の『ハタチの恋人』が6台もやっとという信じられない不人気ぶりなのを筆頭に、相武・仲間という超売れ筋を抱き込んだはずの『歌姫』『ジョシデカ!』も全滅。俺的には『ジョシデカ』だけでも何とか見ようとしてたが、ついに断念した。あまりの売れなさのショックで創り手が創るのをやめ、テキトーに流すだけになってきたのが手にとるようにわかる。ドラマ擁護派の俺でさえもう匙を投げるしかない。もし仲間ファンだったらそれでも見続けられるところだが、そうでもないからには…… 週刊誌は数字の調査法に問題ありとしてるが、すでにそれだけじゃないところまできてる。といって、山田太一あたりに「今の連中はなってない。俺らの時代はよかった」なんて空疎な自慢されても何の助けにもならない。事実山田自身ちょっと前今時の連ドラ界に参戦して惨敗してるんだから、説得力あるはずもない。逆にこれは何かが大きく変わりつつあるってことだから、その新しい〈何か〉を手に入れて楽しむしかないってことかもしれない。ただそれが何なのかが……


さて書店に『このミス2008』が出てたので買ってきた。なんか外観も中も変わったんだな、ちょっと堅めになったような感じ?
そんなことより、うーん、ここでも『収穫祭』はベスト20にも入らないのか、おかしいなー……
いやそれより驚いたのは海外だ、なんと上位3作がすべてN氏の編集になる作だって(当然全部B社!)! す、すげえ……おめでとうNさん! 実はスレイドもこの人が担当してくれてるんだが、なんかそこだけ足引っ張っちゃったような感じでorz…… ま、それはともかくとしても、実は3位になった『TOKYO YEAR ZERO』は読んでる、個人的に気になってたことがあって関心あったので。これは相当に手強い作ながら、単にノワールというだけじゃない企み深い仕掛けがあって驚かされた。こういう凄いクセ球を敢えて仕入れてヒットに繋げてしまうN氏はやっぱ凡手じゃない。あらためて舌巻いた。で今は遅ればせながら『ウォッチメイカー』に挑戦中というワケ。 にしてもスレイド……明日はどっち?


最後に、J入れ替え戦広島アウェーで負けって、ヤバくね? もし落ちたら柏木くんよ、本気で新潟なんかどう?