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T・ジョイ長岡で『続・三丁目の夕日』

ALWAYS続・三丁目の夕日オフィシャル・フォト・ブック (日テレBOOKS)
ついにおらが邑にもスネコンでけた! http://t-joy.net/site/nagaoka/index.html
ってことで、オープンで混む連休避けてのこのこ見にいってきたわけです、演し物はさしあたって『ALWAYS続・三丁目の夕日』で。チケットはKINEZOで予約。シネマチネ(平日3〜5時)とかいうので1200円に割引で。
けどスクリーンの一杯ある映画館て昔も長岡にあったんだよな、例のシバタ観光のやってた。5つぐらい入ってて銀映とか長映とかそれぞれ名前違ってたけど、実は経営はみんな一緒だったとか。『ポセイドン・アドベンチャー』も『チャイナ・シンドローム』も『地獄の黙示録』も『影武者』も『犬神家の一族』も『陰獣』(近頃仏でリメイクとか)も『アニー・ホール』(2日続けて見た最愛作)もみんなあそこで見たんだもんな。でもそれが一挙になくなっちまって、長岡の長い長い映画暗黒時代が始まったわけだが。
でとりあえず『続・三丁目』だが、これ周囲ではめちゃくちゃ評判が悪いようなので気が引けるんだけど、要するに俺は普通に面白かったです、ってことでひとつ。まあ根がバカだからこういうのに容易く騙されるんだろうな、ってことでひとつ。因みに『1』はつい先日例の日テレの続篇封切前版で見てる。巷ではやっぱ「ストーリーお涙頂戴過ぎ」「長過ぎ」「あの時代にあれはないだろ」「芥川賞云々あれはないだろ」「エピソードぶち込み過ぎ」的な話にどうしてもなるんだろうけど、俺そういうの一切気にならないからね。というかそういうところもひっくるめて面白かったってことかな。手絞り式洗濯機実際に家で使ってた口ですが。つまりどちらかといえばストーリー云々より小ネタ色々だな。『1』でちょっと萌えた堀北の作業着姿だけど今度はちょっと太りすぎ気味だったとか、美加役の小池彩夢が自然でよかったとか、渡辺いっけいの関西弁が素人耳にもハマッてなかったとか、三浦友和怪しすぎだろとか、小日向お前だけカッコよすぎだろとか、神戸浩また見れたなとか。パンフレット(劇場じゃ必ず買うよね)見ると面白いよ、空港や東京タワーのシーンがどうCGと合成されてるかとかバラしてて。日本橋って本物見たことないけど、あそこに高速道路が架かってる実際の光景って一度見てみたいよな、どれだけ驚異的なもんか。あと叙述トリック(?)でホラーが一つ紛れ込ませてあったのがよかった。
平日昼だから入りはパラパラだったが、次の夕方の時間帯にはさすがにどどっと増えてたから、まああのぐらいなら当面何とか格好がつくかもな──いつまでもつかはさておき。
洋画の多い今きてる他作には食指が動くのがあまりないが(強いて挙げれば『バイオ3』『朧の森』あたり)、カミングスーンの『椿三十郎』『エクスクロス』『魍魎の匣』あたりがきたら、またいってみてもいいかな。