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TV歌謡事情

9/16(火)『スタジオパーク』のゲストがまたまた長谷川きよしだった。で冒頭いきなり「別れのサンバ」生ライブ。もう1曲ピアフの「愛の讃歌」を自らの訳詩バージョンで披露。あと波乱の半生の紹介を本人の語りも交えてやったが、意外なほど饒舌な上に喋りの巧い人だ。長谷川の若年時の軌跡を追った記録映画『若い心の詩』から〈銀巴里〉で「別れの…」を唄ってる貴重映像も紹介された。60年代末にデビューしたが(「別れの…」は何と19歳のときの作!)80年代初め一時音楽を休止しマッサージ師に転向(そっちの資格も持ってた)。それは離婚が大きな原因だったが、その最初の妻は津島玲なる筆名で長谷川のために作詞もしてたプロデューサー的女性だったという。ってことでその津島玲が詞を書いた「死者のカルナバル」を貼ってみる↓(3分半)。映像がないのが物足りなくはあるが。


9/16『歌謡コンサート』の目玉はピンキーとキラーズ恋の季節」で、何と往年のキラーズのメンバーが勢揃い。最近再結成してライブ活動してるらしい。キラーズの面々はさすがに寄る年波を隠しきれないが、今陽子の何とも変わらないこと! この人で思い出すのは、嘗て『オシャレ30/30』で「ピンキーやってたときもう●●じゃなかったのよ」とポロッと喋ったときのこと。大ファンらしい古館がショックのあまりか黙ったまま卒然と立ちあがったのが可笑しかった。たしかにあれは夢壊すよなやっぱ。ってことで、個人的に「恋の…」以上に好きだった「星空のロマンス」を紹介しておく↓(約4分)。これも当然岩谷時子いずみたく作。