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髑髏の静止する日

自分のばかり宣伝してたので、贈ってもらった本が溜まったような気がするから紹介を…と思ったらそんなに沢山はありませんでした。以下刊行順に。


地球の静止する日 (角川文庫)地球の静止する日』ハリー・ベイツ他(南山宏・尾之上浩司訳)
昨年末公開キアヌ・リーブス主演『地球が静止する日』原作を含む本邦独自アンソロジーだが、他はレアな映画の原作のみという編者尾之上の奇才?ぶりが横溢。
探偵になるための893の方法 3 (ヤングガンガンコミックス)『探偵になるための893の方法vol.3』我孫子武丸作・坂本あきら
お馴染みトラブルミステリー・コミック第3弾。抗争劇渦中の殺人事件に893探偵が挑む。ハードボイルド&アクション+本格ミステリと作者の趣味が詰め込まれてるが、相変わらずシリアスとギャグの際どい境を綱渡りしてるところもまた然り。と思ったらこれがもう完結篇。またどこかで出てほしい。
邪界戦線 (ノン・ノベル 860 魔界都市アラベスク)魔界都市アラベスク・邪界戦線』菊地秀行
新ヒーロー&ヒロイン千城龍也・草壁ちぐさ登場。空前絶後の〈神隠し〉。〈向こう側〉からの大侵攻。〈新宿〉を呑み込む魔戦勃発!
髑髏 (ダーク・ファンタジー・コレクション)『髑髏』フィリップ・K・ディック(仁賀克雄訳)
晦渋な後期作風より純SF的初期作を好むという編者が嘗ての独自編作品集『ウォー・ヴェテラン』を元に編み直した傑作集。
レッド・デッド・ライン『レッド・デッド・ライン』吉来駿作
幻冬舎さんはなぜか全然縁のないおいらごときにまで時々本送ってくれるが(さぞ大勢に送ってるんだろう)、趣味外のが多い中でこれはちょっと面白そうなので挙げときます。ホラサス大賞作家新作。「切っても切ってもそいつはやってくる!」?
「天使」がわかる ミカエル、メタトロンからグノーシスの天使まで (ソフトバンク文庫)『「天使」がわかる・ミカエル、メタトロンからグノーシスの天使まで』森瀬繚
「堕天使」「世界の魔法使い」「伝説の乗り物」「北欧神話」と続く「わかる」シリーズ最新刊。「わかる」といっても「浅くて判り易い」のとはわけが違い、各宗教の本源から天使の意味を掘り起こしていく相変わらずの博捜ぶりは鬼才森瀬繚の面目躍如で歯応え充分(orありすぎ?)。


次からは贈っていただいた都度ご紹介するようにします。皆さまありがとうございました。





※本ミス候補作・芦辺拓裁判員法廷』了。