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マイケル・ジャクソン / 山下洋輔


今朝(6/28土)結構凄い映像を2つ見た。1つは『TheサンデーNEXT』で流したM・ジャクソン80年代&90年代来日時秘蔵密着映像。80年代のはまず後楽園球場公演の舞台裏や熱狂する観客やステージ後に隣接する遊園地でマイケルが遊んでる姿などを捉えた貴重映像、それから新幹線(!)で大阪へ移動する際の乗客との交流の様子、最後は横浜球場ライブで興奮のあまりボディーガードの制止を無視して「BAD」唄いながらステージから観客のそばまで降り、走り回ったりフェンスによじ登ったりのハプニング・パフォーマンスに興じる様子。このとき客席には姉ラトーヤや両親もきてた。あと公演の合間にアミューズメント施設や量販店や学校に立ち寄ったときの模様など、プライベート映像が極端に少ないというこの人にしては異例な姿のオンパレード。しかもいつもにこやかにファンや子供たちとじかに触れ合って物凄いサービスぶり。90年代の来日時になると外見はマスクで武装して表情が判らなくなるが、それでもファンへの懇切な接し方は変わらなかったようだ。ほんとに日本が、というか日本のファンが好きなんだなというのが伝わってくるようだった。ただ80年代と違うのはファンの声かけが「マイケルー!」から「マイコー!」みたいなのに変わってたこと。80年代の日本人ファンの「マイケルー!」が欧米じゃ揶揄されてるとかいってるのをどこかで見た記憶があるが、そんな反省心理(?)がファンに働いてたのかな? でもおれは「まいけるー!」で全然いいと思うけどね、それが日本式なんだからさ、あのスレイドだってマイクルでもマイコーでもなくてマイケルだし? …なんてことはともかく、個人的には洋楽音痴ってこともあってマイケル・ジャクソンつってもテレビで流されるのを見てる程度でしかなかったんだけど、今回やっぱインパクトあったのでついこのDVD↓注文しちまった。但し当然のごとく現在アマゾンで1位(!)なので届くのにちょっと時間かかるかもしれない。
ビデオ・グレイテスト・ヒッツ~ヒストリー [DVD]









もう1つはたまたまその裏でやってた『題名のない音楽会』での山下洋輔トリオ。それも第2期(らしい)メンバーである森山威男(ds)坂田明(as)とともに。何を隠そうこの構成のトリオで昔(多分70年代)長岡にきたとき観に(聴きに?)いった、長岡市立劇場。番組では特別ゲストとしてタモリも登場! 山下が深く係った芸人タモリ誕生の瞬間(赤塚不二夫に先立つ)の逸話をトークしたが、何度聞いても面白いなこの人たちのこの手の話って。実は山下トリオとタモリといえばおいら81年の伝説の日比谷野音ジャズ大名セッション・ザ・ウチアゲ」(http://www.246.ne.jp/~jun-nara/LIVE/UCHIAGE.html)の現場にも居合わせてて(その件語ると長くなるので省くが)、つまりそれほどこの人たちのパフォーマンスというか芸(?)にはなぜか魅せられてた。つっても音楽やジャズの知識も素養もまるでないから、単にあの何とも形容しがたいめちゃくちゃさに目を釘付けにさせられたってだけのことだとは思うが。で、今朝のこの番組ではその往年の山下トリオがこれまた伝説の「キアズマ」を演奏した。来週は後篇OAで、またタモリとの面白トークも聞けるとのこと。忘れんようにせんと。
ってことでアルバム『キアズマ』↓も注文。
キアズマ