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ドラマ補遺


6/20土&6/21日『ドラマSP刑事一代・刑事平岡八兵衛の昭和事件史・第一夜&第二夜』期せずして新潟出身2大?男優=渡辺謙(魚沼市=旧小出町)・高橋克実(三条市)がパートナー役で共演。高橋の妙にリアルなシリアス演技のほうがハリウッド俳優っぽく見えたような気がしないでもない。最も力点が置かれた吉展ちゃん誘拐事件の犯人小原保役萩原聖人も秀逸。長岡出身の大高洋夫も出てたがちょい役にとどまって残念、高橋より先輩じゃないかと思うが。因みに視聴率は『MR.BRAIN』等を抑えて2夜とも同日首位。
6/22月曜ゴールデン『緑川警部vs86人の容疑者』、西岡徳馬。この人好きだわー雰囲気地でいってるようなところが。ゲスト浅野温子ってのが豪華すぎ。
一方6/29同じく月ゴー『世直し公務員ザ・公証人8』、渡瀬恒彦はいいんだけど女優陣一番手が渡辺梓ではちと物足りず(別に嫌いじゃないが)途中アウト。


続いて新番組では7/1水『新・警視庁捜査一課9係』、これまた渡瀬物だが個人的注目は勿論新レギュラー=ちょっとクールな女監察医役の原沙知絵。クールでもいいから是非目立ってほしい。
その裏『橋田壽賀子ドラマ・となりの芝生』は瀬戸朝香主演ってことで一応注目ではあるものの、どうにも苦手な橋田節に耐え切れず途中で音声消し、瀬戸の姿のみ環境映像として横目で観覧するはめに。しっかしこの調子で初回2時間は長すぎ。因みに『9係』のいのっちと瀬戸はいうまでもなく夫婦だが、表裏でぶつけるってのはどっち(TBSorテレ朝)のたくらみ? 病気度からして前者っぽいが。
7/2木『科捜研の女』初回2hSP。待ってましたの今期本命の1つ。これなら長くても全然オッケー。時事的に風当たり強い科捜研だが、視聴率は『ぐるナイ』抑え同日ゴールデン首位に。ゲストは結婚後久々に見る京野ことみだが(『臨場』にも出たらしい)、ラスト可哀相すぎ。


ところで『週刊現代』7/11号が「TBSその栄光と失速」と題して今般のTBSの大幅番組編成替えの失敗(それはほとんど滅亡前夜かとさえ危惧されるほどの大失敗だ)に象徴されるこの局の凋落の病巣が奈辺にあるかを特集記事で取材分析していて興味深い。結局のところ「財」の締め付けによって「才」が死ぬという悲しむべき現実か。