異端の風景画家・犬塚勉
7/12『日曜美術館』(再)「私は自然になりたい 画家・犬塚勉」。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/0705/index.html
「写真と見まごうほどのリアリズム」とあるが、じゃあ写真でいいんじゃないか?──っていうとこれがまた違うんだろうな、やっぱ「絵」だってところが肝心なんだろう。昔美術の教科書に載ってたシュールの大家ダリが描いた細密なパンの静物画↓をふと思い出した。あと異常な細密さといえば狂気の画家リチャード・ダッドの妖精の樵の絵も↓。
少なくとも神秘的な何かに憑かれた画家ってことでは共通してるかも。って芸術家はみんなそうかもしれんが。
上の番組サイトで紹介されてるもの以外でネット上で見つけた犬塚作品。
「暗き深き渓谷の入り口2」↓
「林の方へ2」↓
38歳で遭難死という悲劇性がまた作品の謎めいた感じを深めてるようでもある。