三遊亭円楽 / 鈴木明子 / あぶらげ

三遊亭円楽死去。http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/10/31/01.html

随分前地方公演にきたとき見にいった、長岡市立劇場。落語には詳しくないので演題は憶えていないが何かスケール感あるなというのととにかく面白かったという記憶だけある。好楽＆小遊三・木久蔵(現・木久扇)・たい平(http://d.hatena.ne.jp/natsukikenji/20080923)も地元にきたときそれぞれ見にいき、どれも面白かったのはたしかなのに噺のタイトル憶えてないからいい加減だが。なのに結構見にいってるのは、落語が好きというより『笑点』が好きという単純でミーハーな理由にすぎない。採点に厳しかった三波伸介時代もいいが呑気なお茶の間向きの笑いに溢れた円楽もいいと思う。大体それが高人気と長続きの秘訣だろうし。つまり円楽版大喜利は〈強く明るく楽しく〉(だっけ?)のジャイアント馬場=全日本=NOAH路線のプロレスと似てるということかも?　ご冥福を祈ります。

鈴木明子GP中国戦優勝。http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20091031084.html

いやー毎度ながらやっぱ層厚いわ日本勢女子。村主が不調なら鈴木が勝つわで。摂食障害乗り越えてってのがまたいいね。
あと今回のには直接関係ないがちょっと気になったこと。まあこんなことはあまりいいたかないんだが…例によってキム・ヨナが勝ちすぎることへの不満声がネットの一部でやや喧しすぎるな。やれ回転不足疑惑だのISU副会長疑惑だの…そういう野次は根拠のあるなしにかかわらずとにかく醜いよ。自分たちの力で精一杯戦ってる自国日本の選手たちに対しても失礼だ。回転が足りようが足りなかろうがそんなことは一切問題じゃない、とにかく「スケートで戦う姿の美しい者が人の心を動かして勝つ」、それだけのことでいいだろ。おいら浅田真央に勝ってほしいと思っちゃいるが、今のままなら3回転半どころかたとえ5回転6回転7回転が成功したってヨナには勝てないと思うな。それは表現力をとるか回転をとるかなんてちっちゃな問題じゃない。その先にあるものだよ。戦うとか極めるってそういうことじゃないかな。
なんてまた無知なやつが小生意気なこと口走っちまったかもしれんが…

10/30金の『ぴったんこカン・カン』〈あき竹城と行く『天地人』ゆかりの地で食欲の秋ツアー〉で出てきた栃尾(現・長岡市内)の油揚げ屋〈豆撰(まめせん)〉っておいらの高校の同級生(女子)がやってる店だよ!　http://tvtopic.goo.ne.jp/program/77/996/271293/0/0/0/index.html　元々はお茶屋の娘で婿貰って店継いでから栃尾名物の油揚げ屋に衣替えした。つまり老舗じゃなく比較的新興勢の1つだが、店内が綺麗で小上がりがあるからロケに使われたんだろう、老舗はどこも店が小さいし立ち食いしかできないから。栃尾じゃ油揚げと書いて「あぶらあげ」とは読まず「あぶらげ」という(その際「ら」でなく「げ」にアクセント置く)。とにかくでかい(といっても所謂「厚揚げ」とは違う)。これはほんとの話だが、おれら栃尾者は子供の頃からあぶらげといえばそういうものだと思ってるから、初めて市外(旧栃尾市の外という意味だから長岡も含まれる)で薄っぺらのちっちゃい油揚げ(一般的なやつ)を見たときにはカルチャーショックで唖然とした。で栃尾じゃかれこれ十数年ぐらい前から「あぶらげまつり」というのやってて畳1枚分ほどの「じゃんぼあぶらげ」揚げたりする(↓これは去年見物にいったとき)。

そんなことはともかく豆撰の女主人テレビで顔出すかと思ったら出さなかったのがちょい残念。ttp://www.nscs.co.jp/mamesen/