デイビー・ジョーンズ

勿論『パイレーツ・オブ・カリビアン』じゃなくザ・モンキーズの。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/01/kiji/K20120301002738950.html
右端がデイビー・ジョーンズ。
左端がデイビー。
中央がデイビー。
『ザ･モンキーズ・ショー』はほんとに面白くて欠かさずかじりついて見てた(※日本での番組名は『ザ・モンキーズ』だったらしい)。
ビートルズなんてどこがいいんだろ、功績といえば日本にＧＳブームを吹き荒れさせたこと(それはたしかに大きな功績だ)だけじゃないかとガキの頃から今にいたるまでずっと〈密かに〉思ってるが、モンキーズはその10倍はカッコよかった。というよりビートルズなんて日本のテレビで見れないんだから話にならない。テレビで見せないで売るなんてのはのちの日本のニューミュージックと同じで姑息(※誤用)な芸能手法にすぎないが、その点モンキーズはあからさまにバンバンお茶の間に見せることによって売ってたから好感持てた。モンキーズは日本のＧＳと同じで、というよりはるかに上回って徹底的に〈商業目的で作られた〉バンドだったようで、それに踊らされたメンバーたちは当然ながら反発していったらしい。そしてモンキーズやＧＳのブームが過ぎ、辛気臭い顔した連中が泥臭いロックやフォークに血道あげはじめると、ポピュラー音楽はどんどん面白くなくなって興味を失くしていった(尤もそんな辛気臭い連中が金儲けのためにのちのアイドル界や歌謡界を支えていくことになるから皮肉なものだが)。
ザ・タイマーズなどがカバーした｢デイドリーム・ビリーバー｣があまりに有名だが、個人的にはドラムスのミッキーがリードボーカルとった｢アイム・ア・ビリーバー｣が好きだった↓。

デイビーはコーラスに回ってるがパフォーマンスはやはり一番目立ってる。なおこの動画のアクセスは12,000,000(!)に達する。
『ザ･モンキーズ』(バラエティだと思われることもあるようだがあれはコメディードラマだ)をまた見てみたいものだが、テレビでやってた映像のDVDなどは出ていないみたいで残念。
ご冥福を祈ります。