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平愛梨/木南晴夏

愛なんていらねえよ、夏』(http://d.hatena.ne.jp/natsukikenji/20120512)がツタヤにも置いてなかったので(仕方ないからVHSセットを安く落札)、代わりに『20世紀少年』〈第2章 最後の希望〉と〈最終章 ぼくらの旗〉を借りて見た。〈第1章 終わりの始まり〉を公開時に見た(http://d.hatena.ne.jp/natsukikenji/20080926)きりだったので。見るポイントの1つは勿論監督が堤幸彦だってことと、もう1つは例の○○○○に纏わる都市伝説(http://d.hatena.ne.jp/natsukikenji/20090412)だったわけだが…
都市伝説のほうはともかくとしても、このシリーズは3作通じてほんとに凄いと判った。すぐハリウッドに持ってけばいいよ。『スター・ウォーズ』シリーズあたりより10倍はいいから。堤幸彦の底の深さをあらためて見せつけられた、カルト作からこんな超大作までそれぞれを完璧にやってしまうあたりの幅広さも。そういう意味ではデ・パルマとかサム・ライミとかピーター・ジャクソンとかに通じるかもしれない(なんて無理して比べる必要もないが)。
それから平愛梨木南晴夏の頑張りはやはり目を惹く。


これがダメならもうやめるという平の気迫は確実に活きてたし、例の鳩豆顔に象徴される木南のビジュアルは特筆モノだ。ただ〈最終章〉で木南の出番が極度に少なかったのが残念だが。
にしてもツタヤ最近の激安ぶりったらないな、1週間80円て。以前は旧作でも400円近くもとられてたから、下手したら安値の中古買うほうがマシかもって感じだったが。こりゃ今のうちに利用しない手はない。


ってことで、テーマ曲になってるTレックスの「20th Century Boy」を貼っとく。


20世紀少年 DVDセット (本編DVD3枚組)※初回生産限定