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見返り地蔵

またまた夜にアオーレ長岡に立ち寄ったら、西棟で栃尾史蹟写真展みたいなのをやってた。といってもイベント・カレンダーにさえ載ってないのでほんの埋め草か場つなぎ程度の企画らしく、掲示板に写真と解説を貼りつけて並べただけのものだが、出身地〈栃尾〉という滅多にないポイントに反応し、夜中で誰もいないのでゆっくり撮ってきた。尤も昼間だって真剣に見る人なんてほとんどいないだろうが。30点ぐらいあったが個人的にめぼしいものだけ挙げておく。
↓まず八方台への登坂道途中にある見返り地蔵。これは八方台に紅葉など見にいくとき何度も見た。写真では判りにくいが石の表面にうっすら地蔵が描かれてる。脇に今は人の通らない峠道があり、それを下ると栃尾に達する。


↓次は映画『モノクロームの少女』で知った森上(もりあげ)の南部神社。この万灯供養というのは未見なので行ってみたい。


↓有名?なほだれさま。写真では見えにくいがこの祠に巨大な欅の丸木造りの男根が入ってる。ほだれまつりは毎年見にいってたが今年は行けなかった。


刈谷田川の石積み。ほだれまつりなどもそうだが、昔やってたといわれる行事をここ20〜10年前ぐらいに復活させたもの。積んでる現場は未見。


酒呑童子の盟友茨木童子の祠。人伝てに聞いて一昨年あたり初めて立ち寄った。どうということもない祠だが、やはり近年〈鬼ぎりまつり〉というのをやってるらしい。鬼といわれた茨木童子にかけておにぎりを振舞うもの? このあたりには茨木の姓多し。


↓これは知らなかった、接吻地蔵。栃尾は石仏の宝庫とのことで、栃尾美術館に各地の石仏をを取材した写真付きの本があったが、残念ながら市販はされていない。


静御前の墓(!!)。こういう伝説は関東北陸東北にかけて各地にあるんだろう。やはり近年整備し駐車スペースまで造った!


↓この土産物のカエルくんはまだ見たことない。今度道の駅で探してみよう。因みに発案者林さんの奥さんヤスさんの昔話集は持ってる。


↓これこそこの写真見るまで知らなかった子宝泥人形! 是非実物見てみたい。