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アンディ・ウィリアムス

アンディ・ウィリアムスといえばNHKでやってた(1966〜69)『アンディ・ウィリアムス・ショー』だ。

当時日本のテレビで歌唄ってるアメリカ人といったらこの人しかいなかった。といっても『ザ・モンキーズ』も実は同時期(67〜69)にOAされて見てたので「しかいなかった」というのは正しくないが、後者のほうはなぜかもっと後年だったような気がする。番組や音楽の種類というか雰囲気が違い過ぎてるせいだろうか。
それはともかく、子供心にも「理想のアメリカの家庭のよきパパ」という印象の人だった。それと歌声がとてもよかったのは憶えてる。にも拘らずどんな歌を唄ってたか何て曲が定番だったかなんてことは憶えてない。「ムーン・リバー」とかもおそらくあとづけの記憶だ。洋楽音痴癖は既に当時からだったようだ。
後年この人と似た声の歌手がいるみたいだなと思ったらそれがシナトラという人だった。世間ではそっちのほうがより有名な大歌手らしかったが、個人的にはやはり「日本のテレビ画面」に出て唄ってる人が有名な大歌手のはずで、お茶の間にいても見れないし聴けないほうがなんでそうなのかという感じだった。世間の常識とのズレへの違和感は常にあるが(でも恥ずかしいから常に言えない)、そのひとつだったかもしれない。


↓『アンディ・ウィリアムス・ショー』でゲストのビング・クロスビーと「A little Spanish town」。


↓自前では残念ながらご本人の音源は持っていないので、以前upしたザ・ピーナッツある愛の詩」とフランク永井「いそしぎ」を代わりに。



ご冥福を祈ります。






























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