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明暗2

倉阪鬼一郎でも霞流一でもハリー・スティーヴン・キーラーでも、これほどのバカミスな結末は思いつかないだろう、アルビレックス新潟最終節で大々逆転J1残留。
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20121202-1054385.html


↑上ニッカン、下スポニチ(ともに12/2)。
ニッカンのグラフで判るように(と言っても見えにくいだろうが)今季一度も降格圏に入ったことのない神戸が最終節「のみ」で新潟に入れ替わられて降格決定。もう1チームのG大阪は(散々書かれてることだが)総得点数が全チーム中最大且つ得失点差がプラスというありえない史上初の状態での降格。ともに「降格する2チームのうち新潟はほぼ決定、残り1枠をうちと神戸が(orG大阪が)争う」と思っていたはずだが、蓋を開ければ絵に描いたような共倒れ。言ってみれば舞の海貴乃花と曙を土俵際の八艘飛びでいちどにかわしたようなものか(と喩えては舞の海に失礼だが)。フィクションのバカミスならどんなありえない結末でも思いつくこともあるだろうが、現実にこんなことが起きるというのは… まさに事実はバカミスより奇なりとはよく言ったもので…
だがそんなことより意外と?スポーツ報知だけが鋭いことを書いてる。「辛うじて生き残ったが課題は多い。(中略)DFの要鈴木・石川は柏・仙台が獲得を狙っている。財政基盤の弱さから例年オフは草刈場のように主力を引き抜かれ歯止めがかからない」(12/2)。まさにそこがおかしいのだ、何かがおかしい。クラブがおかしいのか個々の選手(このチームに限らず)がおかしいのかリーグ自体がおかしいのかは判らないが… だが同じ報知で山本昌邦がこう書いてる。「守備はJでもトップクラスだから得点力さえUPすればV争いもできる」そう、今は何が起こってもおかしくない下克上の時代。同じ育成型チームで成功してる広島を見習って、来期は「降格したつもりになってでも」奮起してもらいたい。

















































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