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ハロモニモー娘。新メンバー決定SP(となっていたかどうか定かでないが)を
見た。新メンは久住小春1名のみ。7期となってるようだが、正確には8期なんだろうな、
7期採用者ゼロですぐ8期再募集やったわけだから。人気売上げともに長期低落傾向に
ある娘。をこの辺で決定的にテコ入れしないとマズいと思ったつんく♂Pが、遊び抜きで
オーディションに取り組んだ姿勢が、というか焦りが、7期のゼロ8期の「ミラクル」と
いう形容詞付きの1名のみ、しかも合宿抜きで選出、という経過と結果に現われている。
といった状況把握はほんとはどうでもいいんで、問題はこの久住小春というコが新潟県の、
しかも和島村の出身だということだ。和島(わしまと読む)村は来年1月イッピに
長岡市編入される。つまりわが地元長岡出身の娘。が誕生することになるのだ!
つっても県出身のモーヲタ以外にはまったくどうでもいいことだろうが……周知(?)のように
新潟出身の娘。にはすでに小川麻琴がいて、しかも小川は長岡にとって和島の反対隣(って
言い方でいいのかな)である柏崎市の出身だ。つまり、期せずして筆者は娘。随一の色物
メンと、エースを担わされる運命にある新メンとに挟まれる形になったわけである。……
ますますどうでもいいことか。
ともあれ、救いは、久住小春が、12歳という若さながら、ルックス的にもキャラ的にも、
最近のハロプロが走りがちで危惧されたロリ系アイドル路線とはちがう方向にいって
くれそうなことだ(ベリーズ工房とかはさすがにもうついてけないカンベンだから)。
「カワイイって言われるよりカッコイイ娘。になりたい」的発言にそれが端的に現われてる。
わかりやすく言えば、安倍石川道重路線(とか辻加護路線)じゃなく、後藤吉澤藤本小川(??)
路線を希望してるってことで、Pサイドもそれを無視はしないだろう。
しかしたやすいことじゃない。その路線の最大のエースだった後藤は、オーディション前から
平尾昌晃のもとで歌のレッスンを積んでしかも平尾から高い評価を受けていた(まああのコの
才能はだれだって認めざるをえなかっただろうが)という地力というか基礎体力ができていた
(そのためコネじゃないかと陰口言われたりもしたが)。それのなさそうな新メン久住が、
家で姉が歌唱指導(?)してたというだけで(たしかに音程は悪くないようだけど)、しかも
恒例の合宿という通過儀礼もなしで、はたしてどう飛躍できるかが、この〈問題〉の
最大の見どころだろう。……