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1−3?

だから言わんこっちゃないだろ? ほーらおれの言ったとおりだったろ?
もちろん、誤審で負けたってことだ、日本はオートストラリアに。
フェアだったら少なくとも2−1で勝ってた。日本の2点てのはもちろん、
中村の先制点と、駒野がエリアで倒されて本来得るはずだった幻のPKでの
1点のことだ。今日の日刊スポーツは次のように伝えてる。

国際サッカー連盟(FIFA)のジーグラー広報部長は14日、1次リーグF組初戦で日本がオーストラリアに1−3で敗れた試合の後半に誤審があり、日本がPKを得るはずの場面があったと話した。13日までの1次リーグの14試合でPKがない理由を問われて、この試合だけがPKとなるべきだったと記者会見で答えた。
 ジーグラー部長は1−1の終盤にケーヒルが駒野を倒した場面に言及し「あれは主審の明らかなミスだった」と話した。

さらにスポニチは次のように書いてる。

 国際サッカー連盟(FIFA)は16日の1次リーグC、D組3試合の担当審判員を14日発表し、日本―オーストラリア(12日)を担当したエジプト人アブドルファタハ主審はアルゼンチン―セルビア・モンテネグロの第4審判となった。主審の交代要員となる。FIFAのジーグラー広報部長は14日、日本がPKを得るべき反則を見逃す誤審を同主審が犯したと認めている。

これらを総合するとどうなる? 要するに日本はPKで1点追加されるべきで、
同時に、豪が文句を言ってる中村の先制点はそのままお咎めなし、ってことだ。
実はそんなの言うまでもないことだ。その場面を見てみりゃ一目瞭然、豪のGKは
自分から好んで前に出たのであって、高原&柳沢が邪魔したせいでゴールを防げ
なかったわけじゃないのだ。あたりまえだろ、GKが前に出たから、その後ろに
高&柳が入ったのであって、前のめりになってるGKは頭上を越えてくボールを
どうあれ止められるわけがない。後ろに下がろうとしてるのを邪魔されたってん
ならわかるが、自分から勢いつけて前にダッシュしてるんだからね、後ろにいる
敵に何かを邪魔されるはずがない。つまりあれはGKが単純に自分の判断ミスで
失点しただけだってこと。それを豪は監督選手とも当然のごとく猛抗議した。
そしたらあとでバカなエジプト人主審が何をビビったのか、豪選手の誰かに、
「あれはたしかにキーパーチャージだった」と独断で誤審を認めるようなことを
言ったらしい。それ自体すでにあるまじきことだ! そういうバカ審判だから、
今大会序盤戦で唯一のPK機を見逃すようなヘマをやる。上の記事で明らかな
とおり、FIFAが公式に認めたのは駒野が得るべきPK機に絡む誤審のみで、
あの主審が日陰に回されるのはそのためであり、決して中村の先制点に絡んでの
ことじゃない。さらに問題なのは、駒野を倒したケーヒルは本来ならその日二度
目のイエローとなり、その時点で退場となるはずだったってこと。だが現実には
情勢は変えられず、その直後に日本は逆転された。もしフェアなジャッジによって
あそこで11人対10人になってれば、豪はバランスを崩し追加点どころじゃなく
なってたはずだ。逆に再勝ち越しで日本は勢いづき、攻守にも安定を増してた
はずだ。つまり豪の逆転弾と3点目は誤審によって生み出された。
そして今回もまた、当事者駒野はじめ日本の選手監督誰も抗議すらしなかった。
一方の豪は「タックルが汚い」と川渕に言われたことに過剰反応したり、
直前まで出さないと言ってたキューウェルを本番で突然出してきたり……
とにかくヒディングという男は豪DFのタックル以上に汚い。そんなまねは
今の日本チームもジーコも決してやらないだろう。それは天晴れだが、
しかしそれだけじゃやはり勝てないよなこういう場じゃ。
次のクロアチアは実質豪のトップチームみたいなものだし、批判を無視して
自分の息子を使いつづけてるあの監督はヒディング以上にイヤラシそうだから、
今度も日本はただじゃすみそうにないな。