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第38回思い出のメロディー

DREAM PRICE 1000 太田裕美 木綿のハンカチーフ DREAM PRICE 1000 大信田礼子/同棲時代 小さな恋のメロディー -ザ・リリーズの世界-(紙ジャケット仕様)
8/12NHK。
太田裕美と言えば「木綿のハンカチーフ」と普通来るところを、今回は「九月の雨」。
久しぶりに聴いたわ〜。ついこの前はどこだったかでデビュー曲の「雨音」を
やってたしな、しかもピアノ弾き語りで! あれは最高だった。「木綿」にしても、
テレ朝だったかでは伴奏アコギ一本でやってて、好評だったらしく次のときもビデオ
流してたが、たしかにあれも相当よかった、もう凄い爽やか。
で、今回もいろいろ収穫はあった。「宗右衛門町ブルース」なんか、本家の
平和勝次とダークホースてグループがやるのなんか初めて見た。
大信田礼子「同棲時代」。昔聴いたとき「まるで巧くねー」と素人心に思ったものだが、
そこがよかったわけだ。大売れ作曲家都倉俊一の元妻。
フォーリーブス。四人揃ってってのは前にも見た気がするが、凄いね。しかし
いいのかねこの人たち、公共放送なんかに堂々と出て。●●剤を服ませての
暴行未遂犯とか、●●されてたことを告白した人とかいるのにさ。
ブルドッグ」ともう一曲やったが、やはり前者のイメージが強烈すぎて他は
霞んじゃうな。北公次の宙返りはさすがに手をついてやってた。
園まり「逢いたくて逢いたくて」。三人娘では一番目立たないが、実はヒット曲は
伊東ゆかりに次いである。一番目立つ中尾ミエは例の一曲だけで。その中尾と伊東も
ザ・ピーナッツの曲で登場。「宮川泰先生はいい曲ができると全部ピーナッツに
やっちゃってた」という伊東の冗談兼本音が可笑しい。
あがた森魚「赤色エレジー」。昔この曲を長髪下駄履きでNHKで唄ってるのをたまたま
見たが、強烈だった。今はなんか凄く楽しそうににこやかに歌ってる。
マヒナスターズが「お座敷小唄」を坂本冬美とやったが、この曲も聴くのはほんっとに
久しぶりだ。もっとたっぷりやってほしかった、ちょいもの足りない。
ザ・リリーズ「好きよキャプテン」。この曲も本物が唄ってるの初めて見たかもしれない。
ベッツィ&クリスのベッツィが愛娘と一緒に「白い色は恋人の色」。
シモンズ「恋人もいないのに」。「金田一の主題歌(「まぼろしの人」)唄った茶木みやこは
シモンズの片割れだ」と昔いったやつがいて(日本ミステリ界をダメにした戦犯の一人
新保博久じゃなかったかな)、長らく信じていたが、ちがうじゃねーか! 真相は、
シモンズの一人と茶木みやこが組んでピンクシモンズというのやってたんだとさ。
ちなみにベックリもシモンズもフォークル・ファミリー。ラストのみなさんでの
ニゾン曲(?ど忘れした)といい、今回はそこはかとなくフォークル臭が
強かったような。
他はゴダイゴ、ロスプリモス、佐々木功山本リンダ、ザ・ワイルドワンズなどは
定番曲をやってて、ちょっと新味が欲しかった。加山雄三は星由里子と初公開という
デュエットやったが、若大将にあまり思い入れのない当方としては残念ながら熱くは
なれず(でも決して嫌いじゃない)。あとダークダックスが三人になってたのは少し
寂しいが、それでも元気に活動しているのは嬉しい。名曲「銀色の道」。子供のころは
ダークのロシア系?のやつほんとに好きだったな、「ともしび」「トロイカ」「雪の降る街を
「ワシントン広場の夜はふけて」。