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シネコン×2

natsukikenji2007-04-06

「長岡シネマ・チャオ」(3スクリーン)1館しかなかった映画界最辺境の地長岡に、いきなり20スクリーンもできることに! といってもその半分は来年完成ではあるんだが。まず今月20日開業するのが「長岡シネマサンシャイン」(10スクリーン)で、例の河川敷開発地帯のど真ん中に建設されたばかりの「リバーサイド千秋」(愛知の会社「ユニー」が経営するスーパー「アピタ」を中心にした巨大ショッピングモール)に収容される。もう一つはそのすぐ隣に現在建設中の建物に入る予定の「T・ジョイ長岡」(10スクリーン)で、来年開業とのこと。
しっかし大丈夫なのか、シバタ観光ビルがなくなってから数十年も映画館ゼロの状況(今も実態は似たようなもんだ)で一揆も起こさずじっと耐え忍んできた町が、いきなり20個も銀幕手に入れちまって??……
……でもまあ何とかなるかもな。図書館・美術館・歴史博物館・コンサートホール・国営公園とでかいのどんどん造って冷汗ものだったが、意外とみんな人の入りが絶えないもんな。長岡人って案外文化的??
とにかく、これでやっと見たい映画が、というか正確には「劇場で見てみたい映画」がどんどんくるかもしれんと思うと、それだけでわくわくするよね。『日本沈没』も『犬神家の一族』も『硫黄島からの手紙』も結局見れんかったものなorz。やっと晴れて地元でシネコンてものに入れる、ああこれこそ天下の田舎者の境地! ……とりあえず今一番見たいのは『口裂け女』(『ノロイ』の白石晃士監督! あ、杉江松恋さんノベライズご著書ありがとうございました!って、見てないよね)なわけだが、さすがにそれは無理か。