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『ノブヒロさん』他

natsukikenji2007-04-29

DEATH NOTE デスノート [DVD] 怪談新耳袋 ノブヒロさん [DVD]
記念すべき北信越BCリーグなでしこリーグ開幕の日が、アルビレックスにとってはとんだ厄日になっちまった。BCは富山に0−9で惨敗、なでしこは埼玉に1−4で惨敗、そしてとくに大惨敗なのが男子Jで横浜に0−6orz こんな日はスパサカは見ない。明日のやべっちも見ない。しかしここまでひどいことになるとは、むしろ爽快? なわけないか……


こんなときは先日久しぶりに蔦屋に寄って借りたDVD(3本)の話で憂さ晴らし。『ノブヒロさん』は〈新耳袋〉シリーズ劇場版の一つで、内山理名主演なので懸案だった。同シリーズで短編やってた監督豊島圭介の長編デビュー作とのこと。幽霊?男(平田満)にストーカーされるシングルマザー。救いがない話で、面白かった。当然ながら内山さんが出ずっぱりだったりアップが多かったりするのもよかった。平田満のあのちょっと暗い顔が妙に怖かった。
今更ながらな『デスノート』は要は瀬戸朝香が見たかったから。これも巧くまとまってて面白かった。瀬戸さんは相変わらず目力あってよかった。続編には当然もう出てないが、まあ見てもいいかもしれない。
『テキサス・チェーンソー・ビギニング』は『悪魔のいけにえ』の何度目かの続編(orリメーク?)。面白かった、これまた救いがなくて。ビギニング(たしかに皮仮面の誕生にも触れてる)なのに話の大枠がオリジナルそっくりってのがユニーク。迂闊にも前作にあたる『テキサス・チェーンソー』を見てないことをあとから思い出した、まあどうでもいいが。あと気づいたのは、この『ビギニング』のstory(原案ってことかな、脚本は別だから)にD・J・スカウ(スコウorショウ)が参加してること。彼ならこの展開も頷ける。
ところで、総じてアマゾンのネガ系一般評にはいつもながら首をかしげる。パターンなのは「原作とちがう」「オリジナルのほうがいい」「わけが判らなくなってる」といった方向。こういう人たちは映画なりドラマなりを「楽しみ」たいんじゃなく、原作やオリジナルに忠実なのを確認して「安心」したいってだけなんだろうな。そんなに安心するのが好きならオリジナルだけ繰り返し鑑賞してたらいいだろうに。いつも同じで「忠実」だからさぞ安心できるだろう。やたら判り易さを求めるってのも度しがたい。映像にゃ映像の論理があるわけで、言葉で書かれたものと同じ理解のさせ方をしろとかいう人は、そもそも無理して映画見る必要ないだろう。あとは「俺は原作やオリジナルのよさを判ってるから偉いんだぞ」って自慢したいだけの人。そういう人はリメークや続編ケナさないと自慢できないわけだから、無理して見るのもやむをえんだろうが。いずれにしてもご苦労様なことで、おいらにゃ真似できない。カネ払って見るんだから楽しまなきゃ損だし。電話帳読んでも面白いという京極夏彦氏の境地が理想だし。