.

森昌子

森昌子 シングル・コレクション51
6/3(日)於長岡市立劇場。そんなとこ行ってる場合じゃないだろという声はさておき。
森昌子が昭和叙情歌謡の一つの高い達成であることを確認して感慨があった。とにかく歌謡曲黄金時代(70〜80)に意外なほど(といっちゃ本人に失礼だが)名曲ヒット曲が多いことに驚く。がむしゃらに唄ってた十代(「せんせい」〜「記念樹」)、物語性を意識して唄うようになった二十代以降(「立待岬」「越冬つばめ」「哀しみ本線日本海」他)、とクロニクルにまとめてたのもよかった。今思えばその両時代の分岐点になったかもしれないとも思える「彼岸花」が実はかなり好きで、テレビで数度聴いただけなのに一番などほぼ完璧に頭にずっと入ってたが、このたび図らずも初めてナマで聴けて、一瞬鳥肌立った。これはきっとカラオケで一発カマシたい。ン十年越しの夢だな。