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マルシオ・リシャルデス

natsukikenji2007-06-11

6/9(土)突発的に上京。精神衛生上たまにそうしないと(逆効果のときもあり)。そんなことやってる場合かという声はとりあえず無視して(今はもう無視できないが)、本ミス総会&大賞授賞式を覗き見。受賞者の一人巽昌幸氏がスピーチで際どい冗談を飛ばし、引きつった(?)爆笑を誘ってたのが印象的。見かけによらず大胆な人だ。その夫人橋詰久子女史のご尊顔も久しぶりに拝謁できた。3歳になる娘さんを連れてて隔世の感あり。
携帯電話が役に立つと思ったのは、帰りの新幹線で試合結果をEZWebで確認できたとき。しかも勝ってた! ホームで神戸に3-1逆転。負けてたら携帯も大して役に立たんと思ったかも。それでパッと眠気が覚め、帰ったらすぐ録画を観戦。チームの要である名ボランチシルビーニョを怪我で欠くも、それを補って余りあるのが途中加入のマルシオ・リシャルデスだ。この日もFKを直接決めてまず同点とし、解説の城彰二に「世界レベル」と、スパサカでは金田喜稔に「今キレキレ」といわしめた。後半にもクロスの折り返しを中央でヘッドで決め逆転。ほんと今乗りに乗ってる。顔はなんか不機嫌そうで老けてるように見えるがまだ26歳ぐらいで、来日してから結婚したばかり。その効果もあるだろう。アルビでFKといえば昨年だけ在籍した本物の世界的名手アンデルソン・リマがいてほんとに凄かったが、このマルシオもリマを彷彿させる。これでFK2点、他チームの脅威になるのは間違いない。
暫定4位に急浮上し、今日清水が負けたため4位のままだが、広島の試合が8/1のため暫定はとれない。広島は対浦和なので勝つのは難しいだろうが。しかし4位だなんて浮かれてちゃまるでだめ。1位のガンバ以外は星一つで激しく入れ替わる戦国時代だから。というより、去年も最高4位にいきながら終盤失速して結局14位という屈辱舐めてるから、選手も監督も却って警戒してるんじゃないか。次は甲府戦だが、相手が甲府だからなんて絶対に舐められない。むしろ底力は甲府が上と見ていい。こういう星勘定伯仲の時代でも、最後にものをいうのは底力。それがアルビに本当にあるのかどうかはまだ不安。しかも次はマルシオも矢野も累積警告で欠く。