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代表3戦+1

natsukikenji2007-08-23

同じ日に、というか同じ夜のうちに各世代代表戦3つも見たなんて初めてだ。これだと見る側も大変だからってことで(たぶん)A代表戦だけ日程変更する案もあったらしいが、何でもこの日が国際代表戦日だそうで、それに合わせて招待してるカメルーンの都合に鑑みたんだとか。
試合はどれも見てスカッとした気分になれたとはいかず、むしろストレスが溜まる感じだったのが何とも。A代表は日本側は2-0で勝ててよかったんだろうが、カメルーンはランク上も底力的にも日本の倍以上強いに決まってるんだから、しかも全員が欧州でやってて天下のエトオまでいるチームなんだから、ここはひとつ中津江村元村長じゃないけど5点ぐらい獲って日本をコテンパンにのしてほしかったところだ。だが「全力でやる」というリップサービスとは裏腹に手を抜いてたのは見え見えだ。そりゃしょうがないよな、半分ぐらいは前の日着いたばかりで時差ボケがある上に、着くなり歓迎パーティーで地元民の花笠踊りに飛び入り参加してはしゃいでたっつんだから、お気楽なもんだもの。試合後は夜のお楽しみがあるだろうからそっちに気がいってたかもしれないし。それにエトオってつい先日もバルサの一員として来日したばかりじゃなかったか、横浜だったかとやったとき。つまり本気出したらあんなもんじゃないだろうってことだ。
 中でも一番問題はU-22戦。相手は一番お客様にしなきゃならないはずのベトナムなんだから、セットプレーからDFのヘッドでの一点だけってのは、この先のサウジ&カタールという強豪相手考えるとちと厳しいんじゃないか。男前氏はクビ覚悟でカレンや梅崎外して不退転の決意で臨んだらしいが、その割にいまいちピリッとしないようには素人目にも見えた。むしろ後半のベトナムの必死の頑張りと粘りだけが目立ってた、終盤なんか逆に一方的に日本を押し込んでたしな、疲れきってたはずなのに。「負け覚悟で若手育成のために」みたいなことベトナム監督はいってたらしいが、だとしたらこれは結構それなりの成果だったんじゃないか。逆に日本は男前氏がクビになる率が6割ぐらいにあがったような気がする(今までは4割ぐらい?)。
 3つ目のU-17W杯(CX録画)は優勝候補筆頭というナイジェリアに3-0完敗。結果は当然のこととはいえ、中身はもっとやれたんじゃないかという気がしてしょうがない。負けてるのに終盤になっても放り込みもせず後ろでまわしてるだけとか。前のハイチ戦では仮にも中南米国相手に互角以上の戦いやって勝ってるのに、今度ばかりは文字通り手も足も出ないって感じだった。中南米顔負けのワザ見せてた柿谷・河野も今日はいいようにあしらわれるだけだった。逆にナイジェリアは本気出せばあと3、4点とれるところを、何とか足慣らし程度に抑えといたみたいなお手軽な感じ。このあまりの力の差。U-17とはいえ1、2年も経てばもう次の五輪代表とかA代表抜擢とかいいだす世代になるわけで、容易く度外視しちゃおれないよなこりゃ。
 さて+1はガッタス・ブリリャンチスHP。残念ながらこれだけは見たわけじゃないけど、すかいらーくグループリーグ・バーミヤンステージってので優勝したらしい。芸能人フットサル・ブームの火付け役で名を馳せたガッタスだが、今度のは社会人女子チームとの4チーム総当たり戦とのことだから、威張ってもいいだろう。
写真(小さくて見づらいが)は勝てば優勝が決まる最終試合の日本航空戦で2点目(2-0)を決めた里田まい(バカキャラで売り出し中の彼女)に抱きつく石川梨華。相変わらずよっすぃ〜が主将で、みうな斉藤瞳(新潟出身)も応援に駆けつけたらしい。「優勝」ってのは一年半ぶりだそうだが、これを機にまたしぶとく一花咲かせてほしいところ。