紺野あさ美

『MusiG』で久しぶりに紺野あさ美を見た。｢音楽ガッタス｣なるユニットで近日CD再デビューとのことで、吉澤ひとみ･里田まいとジャパン･ブルーのユニ姿でPR。紺野といえばハロプロにはあるまじき秀才キャラで、卒業して見事慶応大学に進学。しかし最近になってフットサル･チーム｢ガッタス･ブリリャンチスHP｣に復帰し、ここにきてついに芸能活動にも復帰ということになる。ハロプロのマザー･シップであるモーニング娘。がすっかり代替わりしてしまってかつての勢いが失せているため、潜在的人気の衰えなかった紺野の復帰によってハロプロ全体に弾みをつけたいという意図はもちろんあるだろうし、あって然るべきだろう。とはいえ娘。自体に戻すわけにもいかないから、ここはもう一つの拠点だったガッタスの目玉として投入することになるわけで、これまた大いに正解だろう。でその音楽ガッタスのデビュー曲｢鳴り始めた恋のBell｣をPVともども聴いてみると、これがなかなか凄い。つんく♂Pの力の入れようが伝わってくる。しかも面子を見ると、吉澤･里田･紺野の他に石川梨華(ハロプロ一の美貌の座を譲らない)が入っているのは当然として、藤本美貴と柴田あゆみの顔が見えず、代わりに残りの6人が顔と名前の一致しない若い子たちになっている。どうやらハロプロ･エッグからガッタスに入れさせてそこからさらに選抜したようで、かなり高レベルのルックス揃いだ。こりゃつんく♂Pの狙いが見え見えだが、そうなると、ヘタすりゃこれって本家モー娘。の座をますます危うくすることになりかねないんじゃないのか!?　実際この新ユニットはそう危ぶませるだけのレベルにあると思う、デビュー曲の質も含めて。つまり紺野にとってもこの上ない再出発のお膳立てになってるんじゃなかろうか。
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しかし本家の娘。のほうは一般的な認知度が落ちただけで、実をいえば現メンバー個々のポテンシャルは非常に高いと思う。10周年記念ベスト盤も近々出るようだし、ミラクル･エース久住小春への期待も込めて、ここはひとつ是非とも負けずにもう一花咲かせてもらいたい。