PUFFY&GAP
PUFFYをフィーチャーしたNHK『SONGS』見てて思い出したが、ちょっと前からPuffyAmiYumi(海外でのアーティスト名)がファッションブランドGAPのイメージキャラクターの一員(一組)になったんだった。↓
http://www.afterellen.com/blog/dorothysnarker/annie-liebovitz-keeps-the-gap-classic
ルーシー・リューやケン・ワタナベ(ここには顔写真入ってないが)らもいて、当然アジア(というか日本)戦略って面はあるだろうが、しかしこうしてそうそうたる面子と並んでも、全然遜色ない、どころかむしろ一番イケてるんじゃないか?
日本でもいまだに化粧品のイメキャラとかやってるが、しかしそんな彼女ら実はもうデビュー11年目で、二人とも三十路のオバサンだ(一人は子持ち)。彼女らより10歳以上も若く且つ彼女らよりも遥かに大スターだったW(ダブルユー)は20歳にもならずして自壊し引退同然になってしまったが、その差は一体なんだったのか? といえばそれは当然、Wのほうはやはり伝統的な「アイドル」だったから、ということになる。そのきつい枷に潰されちまったんだな。一方のPUFFYはたまたま「アイドル」からは微妙にずれた売り方で来たために幸いした。一人は結婚離婚ののちも男性遍歴が絶えず、一人は泥沼の略奪婚をまんまとやってのけるなどスキャンダルまみれの人生であるにもかかわらず、いまだに徳俵に踏みとどまれてるのは、もとを糾せばたぶんそういう出発点のお陰だ。
けどそれもこの先は、続いていいとこあと2、3年だろう。願わくばせいぜいそのあたりでスパッと解散し、あとは一切回顧しないってのが理想だ。「あの人は今」には出たくないと自分らでもいってたが、そりゃ絶対賛成だ。笠置シズ子やザ・ピーナッツらと同様に、懐メロなんかでは決して唄わないってのを貫いていってほしい。
そんなことはともかく、『SONGS』は短時間ながら新旧曲取り混ぜ盛り沢山な上にインタビューもあり、日頃要領のよくないNHKの割には充実してた。