鮎川賞・会えた人々
以下ほぼ時系列順に。
綾辻行人氏。会場となるホテルへ向かう途中、テラス席に数人といて、こちらへコクリとうなずきをくれた──ように思ったが、あるいは気のせいだったかもしれない。こちらがそう願望してただけかも。会えたというより見かけたというだけか。
法月綸太郎氏。ホテルに入ると、喫茶エリアからこちらへうなずきをくれた──と思ったが、これまた気のせいかもしれない。でも少なくとも綾辻氏よりはたしかっぽい。
戸川安宣氏。ぐるりと一回りしてエントランス前で所在なく立ち尽くしているときに遭遇。が挨拶するのみにとどまり、開会後も話す機会なく終わってしまった。
大森望氏。同じあたりで遭遇。コクリとうなずきをくれただけだが、気のせいじゃないと思う。
東京創元社・M氏。喫茶はコーヒー800円ほどもするので諦めて脇の椅子に所在なくかけていたときに遭遇。つい先日まで編集部に在籍、同社編集者の中で一番数多く担当してもらった人。異動後初めて再会。荒俣宏氏の話などしたあと一緒に会場へと。
創元・H氏。会場受付前にて。M氏よりさらに前に担当してもらってた人。
松浦正人氏。元創元編集者(ただし担当になったことはない)。開会直前頃に会場外にて。近々ついにパソコン購入予定で模索中とのこと。
フジワラヨウコウ/森山由海氏。絵師。「T・クロウ・シリーズ」と「最後から二番目の真実」装画を担当してもらった人。過日改名するも、つい最近「フジワラヨウコウ」名義も復活し併用し始めたとのこと。
ここより以後開会。
千街晶之氏。CRITICAvol2.の主役の人。話題の当該評論は何とか読み終えるのが間に合ったものの、あからさまにその話題に触れるのはさすがに躊躇せざるをえず。
麻耶雄嵩氏。小淵沢での某会以来8〜9年ぶり。当時はどこか少年ぽい感じだった。今もまだ名残はある。
創元・K氏。数年前某会にて杉江松恋氏・古山裕樹氏の知己を得るきっかけをくれた人。その後編集部より異動。
末國善己氏。先日「山本周五郎探偵小説全集1」を贈ってくれたばかり。予定どおり専ら昼ドラ・連ドラ・大河・ハロプロ等の話題を満喫した。+今回は沢尻ネタも。本ミスで会えなかった分まで溜飲を下げた。近年はこの人とこの方面の話に興じる(できれば千街氏も交えて)のがほとんど上京の主要目的の一つと化している。
竹本健治氏。ご尊顔を拝したのみでまったく話さず。が直前に電話でかなり話してもらったのでよしとすべし。
河内実加女史。数年ぶりに再会。もう少し話せばよかったと悔やまれる(思えば昨年の本ミスでもご主人とのみ話し込んでしまった)。
西崎憲氏。最近「幻想卵」を巡ってのちょっといい経験に導いてくれた人(「幻想卵」についてはいずれ書きたい)。
北原尚彦氏。長岡の古本屋を回ったことがあるとのこと。できれば著書の中で触れてほしい。
?氏。初対面だが筆者と同県人とのこと。HNのみ聞いたものの遺憾ながら失念。出身は中条町(現胎内市)。
日暮雅通氏。今日本一精力的な翻訳家。頂戴した「シャーロック・ホームズ・ベイカー街の幽霊」収録の某エッセーについて話す。
創元・F女史。M氏より引き継いで「クロウ」担当してもらってる人。今回は挨拶のみ。
高橋葉介氏。名札を見て、紹介者もないまま図々しく名刺を渡す。が結局何も話せずorz
伯方雪日氏。今回一番再会したかった人だが、探し回ってようやく見つけたときちょうど中締めの社長挨拶中だったため話すのを控えめにしてしまい、ちょっと残念。格闘技ミステリ長編新作いよいよ刊行へ動き出すとのこと。
道尾秀介氏。本ミス受賞者。伯方氏と話し中のところに割り込み名刺を渡す。
?女史。伯方氏と同職場の人とのことだが、お名前失念。無理やり話相手になってもらった。
波多野健氏。探偵小説研究会。この前の本ミス二次会で話相手になってくれた人。父君は俳人波多野爽波。ジュリアン・シモンズについての話。
ここで閉会。
創元・K女史。受付にて。「ドクター・ブラッドマネー」担当者。
鷹城宏氏。会場すぐ外にて。ライトノベルについてのこちらのしつこい質問に丁寧に答えてくれた。
山口雅也氏。鞄預かり所前にて。いつもならコクリとうなずきの挨拶のみのところだが、今回は「「狂嵐の銃弾」だっけ? 面白かったよ」とポツリといってくれた。まじで? 嬉しいよそんなこといわれたらそりゃ。
尾之上浩司氏。久しぶりに挨拶し、ホラー関連でちょっとだけ話す。
昨年は日帰りのためこの時点で帰ったが、今年は一泊予定のため、以下の二次会へと。
杉江松恋氏。病み上がり後初めての飲酒とのこと。そこでこちらも病歴をカミングアウト。サングラス外した目を初めて見たが、あの意外すぎる柔和さは反則だと思った。
早川書房・K女史。数年前名刺交換したことがあるそうだが失念してた。幹事役やってくれた。
藤原編集室・F氏。二次会という場での同席は滅多にないと思う。「赤い右手」企画編集者。
酒井(と聞いたと思うがいまだ確認できずorz)氏。「ミステリマガジン」新人書評家。てっきり早川の編集の人かと思ってしまい失礼した。若い〜(20代)。
(二次会同席は他に日暮・鷹城・千街各氏)
以降三次会。二次会メンバーの他に以下の人たちが合流。
浅暮三文氏。この人のキャラクターは凄い。居るだけで常に場を活気付けるエネルギーを溢れさせてる。
乾くるみ氏。挨拶もせずに終わってしまった。
真中耕平氏。という筆名の名刺よくよく見たら、HNフクさん! 8〜9年前ミスコン初回で会ってる同会主宰者(というのかはわからないが)の人だが、当時はもっとずっと痩せてたような気がしたので最初そうとわからなかった。(ミスコンは1回出ただけで団体行動がいかに苦手かを思い知り、以後断念した)
並木士郎氏。お開き間際だったためアルビとサンフレッチェの話をちょっとしただけで終わった。
というわけで、当然ながら一次会のみで帰るよりはいろんな人たちに会えてよかった。次もそうしよっと。でも会いたかったが会えずに終わった人たちもいる。福井健太氏・笹川吉晴氏・白川充氏など。また機会あればいいが。
ところで肝心の鮎川賞受賞者の山口芳宏氏(「雲上都市の大冒険」)およびミステリーズ!新人賞の沢村浩輔氏(「夜の床屋」)はスピーチを聞く限りともにとても好感持てる感じで(逆のこともままあるので)、作品読んでみたいと思わせる。とくに「雲上…」は荒唐無稽極まる作らしいから食指が動く。
実は同日同時間帯に某所でクトゥルー関連のトークショーがあったはずで(東雅夫VS菊地秀行)、そっちにもいってみたいなどと漠然と思っていたのだが、当然ながら物理的に極めて困難と悟ったorz
「スキヤキウエスタン ジャンゴ」か「グラインドハウス」でも観たいと思ってもいたが、これまた無理だったorz
(写真は宿泊したカプセルホテル7fより翌日早朝の渋谷を望む)