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スパーク3人娘

<COLEZO!>三人娘(園まり・伊東ゆかり・中尾ミエ) 園まりデラックス~まりちゃんとデート~

伊東ゆかりがゲストだったので録画しておいた4/24(木)のNHK『スタジオパーク』を見たところ、超貴重映像に出くわした。スパーク3人娘(中尾ミエ伊東ゆかり・園まり)が1963年の紅白に初出場したときのダイジェストだ。1人ずつじゃなく3人一緒で、歌もメドレーだった。伊東「キューティ・パイ」中尾「バイバイ・バーディ」園「女王蜂」。この中で「バイバイ」と「女王蜂」は聴き憶えがあった! しかもどっちも子供心にそれとなく気に入りだったことまで思い出した。「キューティ」のみ憶えていないが、当時テレビで耳に(目に)したことはあったはずだ。また3曲とも当然のごとくカバーで、「キューティ」はジョニー・ティロットソン、「バイバイ」はアン・マーグレット、「女王蜂」は同名イタリア映画の主題歌。面白いのは、伊東と中尾が唄ったあと園の番になると、前者2人が脇でバック・ダンスのつもりか大袈裟な振りで踊り出したこと。伊東の証言によると、盛り上げてくれと演出方にいわれたので中尾と即興でやったが、あとで園に「わたし邪魔されて気分悪かったのよ」といわれた、と。この逸話はどうやら当時から今日に至るまでの3人の関係性を象徴してるようで興味深い。つまり当時伊東中尾は16歳17歳のキャピキャピ(死語かな)系だったが園のみ少し年上の19歳しっとり系で、しかも前者2人は米軍基地などでジャズ唄ってたが園は音楽学校出身だったこともあり、若い2人に合わせていくのがちょっと大変というところがあったようだ。そういう経緯が尾を引いてか、近年伊東中尾が3人で再活動しようといい出したときも園を誘い込むのには月日がかかったらしい。しかもそういう伊東中尾自身も当初は喧嘩が絶えず、仲良しトリオという外見とは少し違う実情だった様子が窺える。
Youtubeには残念ながらこのときの紅白での3人の映像はなかったが、「バイバイ」「キューティ」のみここで試聴できる。↓(真ん中辺)
ttp://blogs.yahoo.co.jp/naibusyougai_x1/50373256.html
園の「女王蜂」は貴重曲で、入ってるアルバムは『園まりデラックス・まりちゃんとデート』(上右)のみのようだ。 遺憾ながらそれにはまだ手を出せなかったが、それでも貴重映像見れた余勢で『三人娘』というオムニバス盤(上左)を注文してしまったお粗末。
オマケとして3人による「カラーに口紅」↓。揃っての歌唱はありそうでなかなかなく貴重。