本格ミステリ大賞投票

今年もその時期がやってきて、どうにか〆切り(5/8消印)に間に合った。小説部門の候補作は上の5作で(評論部門は遺憾ながら今年も棄権)、個人的には西澤保彦『収穫祭』が入ってなかったのが残念だが、いろんなバランス面もあるから仕方ないだろう。入ってたとしても選ぶ最終段階でそれに票投じたかはまた別だし(去年もペスト10の1位と大賞でそれぞれ別のを推した)。で上の中のどれか1作に投じたわけだが、結果としてどれが大賞になっても全く異存ありません。それほどどれも凄いと思うから。よくそんなこと考えるよなーというのばかり。まあ自分にゃとても書けないってのが根っこにあるわけだが。でもそれを敢えて棚上げして選んだり評したりするってのが読む側の特権なのも確かだ。5/13公開開票式(於光文社)、6/7授賞式(於日本出版クラブ会館)の予定で、いつもどおり後者にのみ出向いてみるつもり。結果＆選評は『ジャーロ』夏号(6/15発売)に発表とのこと。