大堀めしべ｢甘い股関節｣

『MUSIC B.B.』でちらっと見て知ったこの歌、AKB48の大堀恵という子が大堀めしべと名を変えて発売したとのこと。この辺の番組関連の企画らしいが→http://www.ntv.co.jp/AKBINGO/新潟ではやってないので、というよりこのグループは最初から諦めてるのでまるで知らなかったが、この歌唱パフォーマンスにはつい口をあけっ放しにしちまった↓(2分。PVよりこっちがインパクトあったので)。

作詞は当然秋元康で作曲後藤次利という往年の黄金コンビ。テーマはキャバクラ嬢の哀愁で、｢雨の西麻布｣の流れを汲むおちょくり系ムード歌謡。昨今の｢ゲンキをあげたい｣だの｢私がソバにいるから｣だの｢恋しクテ会いたクテ｣だのといったナマっちょろ路線ばっかの歌謡業界にうんざりした秋元が思いきりコーナーを突いてみた図が窺える──なんていうと大袈裟だが、ジェロをいつになく大真面目にプロデュースしたあと鼠先輩あたりのギリギリな企画物が結構巧くやってるのを見て、そっちなら俺が本家だとばかりに奥の手を出したってところだろうか。