原沙知絵
5/2土ワイ「山村美紗サスペンス・京都お茶会殺人事件・毒の茶碗が瞬間移動!?華やかなセレブを狙う家元夫人の指先!祇園祭に燃える女の殺意」主演藤谷美紀・ゲスト遠藤久美子、5/4月曜ゴールデン「駅弁刑事神保徳之助3」主演小林稔侍&遠藤久美子、5/8金曜プレステージ「西村京太郎サスペンス・十津川刑事の肖像・人捜しゲーム」主演高島政伸・ゲスト中山忍、5/9土ワイ「温泉若おかみの殺人推理SP・九州別府-雲仙-湯布院、温泉地獄で連続殺人!!博多発特急ソニック13時20分の謎とは!?」主演東ちづる・ゲスト熊谷真実、5/11月ゴー「法廷サスペンスSP?赤かぶ検事奮戦記・京都転職篇・悪夢の女相続人」主演中村梅雀&原沙知絵・ゲスト酒井美紀。
前から思ってたがエンクミって近年サスペンス女優化してる。昼の再放送系でもよく見かけるし。藤谷美紀、最近はこのシリーズでしか見かけないような。オスカーの看板の1人ではあると思うが。サスペンス女優化といえば中山忍はずっと前からそうだし、酒井美紀も最近その傾向にある。でもそれは今日び全然悪いこっちゃない。一頃は連ドラのがランク上みたいな見方がずっとあったが、視聴率不審が当たり前になってきた連ドラ界より安定性のあるサスペンス界のほうが上になりつつある、というより実をいえば既にそうなって久しい。東ちづるはいまだに「若」おかみで通じるのが凄い。
そんな中で原沙知絵の立場は依然微妙だ。これまで1度も採りあげたことのない女優ながら実はかなりのファンだが、はっきりいって伸び悩み癖がどうも長期安定化しちまってる。『お水の花道』(主演財前直美)の新米ホステス役で注目されたのち『シンデレラは眠らない』で初主演したが(非常に残念ながらそのシリーズは見てない)視聴率的には大苦戦だったらしい。続いて『逮捕しちゃうぞ』でも主演し、そっちは相当好きだった。伊東美咲とW主演といわれてるが実質伊東は助演で、これこそ原の代表作といっていい。但しほどなく伊東が『電車男』で大ブレークし完全に立場逆転された。その伊東もその後は連ドラ界・映画界で苦戦続きなので、原沙知絵にはこの際いっそ明確にサスペンス女優の道を歩んでもらったほうがいいかもしれない。
ところでその連ドラ界の最新視聴率↓(5/10OA迄。大河&深夜枠含む・帯物&ワイド物は除く)。
(●=一応見てるもの ○=録画のみ △=初回のみ)
20.2 天地人●
15.8 BOSS●
14.4 臨場●
13.0 アイシテル〜海容○
12.5 白い春△
11.4 京都地検の女●
10.8 必殺仕事人
10.6 ザ・クイズショウ△
9.7 夜光の階段●
9.5 名探偵の掟
9.4 婚カツ!△
9.4 アタシんちの男子●
9.2 スマイル
8.8 ゴッドハンド輝
8.8 仮面ライダーディケイド
8.5 ハンチョウ△
8.5 魔女裁判
8.2 陽炎の辻3
7.9 夫婦道
7.7 遥かなる絆○
7.3 ぼくの妹●
6.0 侍戦隊シンケンジャー
5.1 LOVEGAME△
4.2 コンカツ・リカツ●
3.1 ゴーストフレンズ●
2.6 イケ麺そば屋探偵
2.0 漂流ネットカフェ
連ドラは3〜5回目ぐらいだからこの辺が平均と見てもいいかも。勿論一概には較べられない。大河は唯一年間スパンで、勝負を賭けた本能寺の変でこの数字はやや苦戦気味といえる。全般にこの時世なので元々高望みはできず、ゴールデン〜プライムで9%以上ならもう御の字ってところか。但し月9『婚カツ!』は枠ブランドからしてちょっと厳しそう。『BOSS』が高いのは判る、今時の視聴者の望む代謝リズムに波長が合ってる。但し個人的には残念ながら天海戸田吉瀬ファンとまではいかない(勿論嫌いじゃないが)。個人的に面白いといえば1位『夜光』2位『ゴースト』3位『妹』。勿論それぞれ木村福田長澤狙い。ただ一般的に見て『ゴースト』はあの時間帯でこの数字はさすがに予想外すぎだろう(製作者にとって)。『臨場』はドラマの出来如何に係らず女優不足&主演キャラ強烈過ぎできつくなってきたので省く方向。『男子』は堀北高島狙い、『コンカツ』は桜井幸子(『ジェラシー』以来だ)狙い。