.

「主演の女」in『Bring it!』

ここらへん→http://d.hatena.ne.jp/natsukikenji/20090430やここらへん→http://d.hatena.ne.jp/natsukikenji/20090522などで繰り返し告知してきたPUFFY新アルバム『Bring it!』が届いたので集中的に聴きまくった。何だかんだごちゃごちゃいってもしょうがない、とにかく「主演の女」だ! 良くぞこいつをPUFFYに唄わした、椎名林檎見直した! 奇特な人が早くもつべにあげてくれたので何はともあれ↓。

何で俺がこれを気に入ったかいわなくたって判るよな判るよな判るよな??? ところがつべには早くもこういうバカなコメントがあがってたからそっくり紹介してやろう↓。
puffyかわいくて大好きなんだけど林檎さんの歌だと、どうしても歌唱力の差がわかりすぎて 林檎さんの歌ってどれも難しいからしょうがないんだろうけど、聞いててちょっと辛い^^;」
またいたよこういう「歌唱力」バカの一つ覚え。笑わせる。笑わせる笑わせる笑わせる。歌唱力? カショーリョクカショーリョクカショーリョク??? アホか。バカか。アホかバカかアホかバカかアホか。小説についていうときの「筆力」役者についていうときの「演技力」唄い手についていうときの「歌唱力」、この3つの「リョク」ほど歯の浮く白々しいニセ批評用語もないなんてことはいちいちいうのもアホらしいほどだが、そんなこと以前にそもそもこれは椎名林檎PUFFYに唄わせる「ために」書いた曲だからな。PUFFYが唄うとどういう効果が出るかを書く前から計算し、結果を自分の耳で聴いて実際に出た効果のほどに満足したからこそこうして商品になってる。このアルバムは曲ごとにプロデューサーが違っててこの曲の担当である椎名林檎がそこまでPUFFYと一体になって創ってるってことはあったりまえの話で、伴奏も当然自分のバンド東京事変がやってる(当然亀田誠治も加わってる)。そういう現場で「PUFFYじゃやっぱカショーリョクがダメダメだけどまあ出しとくか」なんていう事態がありうると思えること自体がもう想像を絶するバカだ。そういうバカは死ぬしかない。死んでも直らんがなそういうバカは。…
…口直しに他の収録曲も幾つかあがってたので紹介しとく。まずA・ラヴィーン作曲「I Don't Wanna」↓。プロデュースbyB・ウォーカー。

「My Hero!」↓プロデュースby元ジェリーフィッシュ、ジョセフ・マニング・ジュニア。


ところでこのアルバムのもう1つの目玉は勿論2005年サンフランシスコで撮ったライブDVD『Hi! Hi! Puffy AmiYumi ROCK SHOW』で、そっちも早くも大半の曲がつべに出てて驚かせる。ここではとりあえず1曲目の「憂(UREI)」をあげとく↓。

因みにこの曲はシングル「SUNRISE」(『SDガンダムフォース』主題歌、アルバム『59』収録)のカップリングで、アルバム未収録曲。A・スターマー作曲PUFFY作詞。つべのガイジンのコメントで面白かったのは「あそぼー」のリフレインが「Astro born」に聴こえるってやつ。逆空耳だな。
Bring it!(初回生産限定盤)(DVD付)