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中森明菜×氣氛歌謡

ついさっき『SONGS』前半見逃しちまったよ中森明菜前篇。
http://www.nhk.or.jp/songs/archive/090812.html
近年カバーアルバム『歌姫』シリーズで新境地の深化著しい明菜だが、ちょうど「ダンスはうまく踊れない」(石川セリ)唄え終えるとこだった残念。でもラストの「ベルベットイースター」(荒井由実)はもう絶品、本家よりいいんじゃない?

それはそうとこのところ明菜への注目を怠ってるうちにこんなのも出してた↓。
ムード歌謡 ?歌姫昭和名曲集?(初回限定盤)(DVD付) 氣氛歌謡と書いてムード歌謡。ラインナップは何とこれだ!──「経験」「恋の季節」「夢は夜ひらく」「他人の関係」「面影」「雨の御堂筋」「ラブユー東京」「絹の靴下」「コモエスタ赤坂」「非情のライセンス」「伊勢佐木町ブルース」──何てツボだ! ほんっと明菜って俺と趣味合うな、そうじゃないかと前から思ってたけど(あと「夜の銀狐」あたりを加えてくれりゃ完璧)。速攻注文したのはいうまでもないが、ありがたいことには奇特な人が全収録歌唱のダイジェストをあげてくれてた↓(10分と長いので注意)。

アレンジもハマりまくりみたい。何よりも明菜が自分の好きな曲を思いきり艶っぽく唄ってるのが最高。しかし彼女がこんなにもいい年輪を重ねてるとは正直思ってなかったな、永遠のライバル聖子に伍して引けをとらないよ。あととくに「面影」を選んでるのにはやられた! そーだよなこんな名曲があるのすっかり忘れてたよ流石明菜。
ってことでついでにオリジナルの「面影」(しまざき由理)↓。
http://www.youtube.com/watch?v=SM8yg5ySDiQ


もひとつついでに。明菜というとT社の元名編集者松浦正人氏が大ファンで、昔おいらの好きな「色彩のブルース」は明菜のカバーバージョンのほうが本家(エゴラッピン)よりいいといってたのを思い出したので、その明菜版「色彩のブルース」を↓。