山下菊二 / 北村景勝 / 9.11

9/13『日曜美術館』｢山下菊二｣(再)。http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/0906/index.html
　

シュールでありながらアクチュアルなテーマを持つ絵というとついピカソの｢ゲルニカ｣連想してしまうが、この山下菊二という人の絵がそれと違うのは、｢被害者｣側の怒りとはまるで逆の｢加害者｣あるいは｢傍観者｣としての罪の意識が根底にあることだ。松井冬子のとき(http://d.hatena.ne.jp/natsukikenji/20080621)にも感じたが、単に風変わりな作風への物珍しさという目で見ることを拒む絵だ。

その裏『天地人』｢家康への挑戦状｣はついに直江状の登場。http://www9.nhk.or.jp/taiga/topics/sp06/naoejyou/index.html
上杉景勝＝北村一輝がここにきてやっと存在感発揮した?

その15分後の『日洋洋画劇場』｢9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実｣http://www.tv-asahi.co.jp/nichiyou/はドキュメンタリードラマ。ある理由により非常に興味。

ハーヴェイ・カイテル力演。