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菅野美穂vs永作博美

3/20土『土曜プレミアム特別企画・地下鉄サリン事件・15年目の真相〜あの日、霞ヶ関で何が起こったのか〜』http://wwwz.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2010/100303-041.html
ここ→http://d.hatena.ne.jp/natsukikenji/20090619 で採りあげた小市慢太郎が林郁夫(ただ1人死刑を免れた実行犯)を演じたが、いくらプロの役者とはいえこういう役はかなりきびしいだろうなと思いやられる。

















それはともかく、3/17水『曲げられない女』最終回(15分拡大SP)が18.6%の高視聴率で有終。http://www.ntv.co.jp/mage/story/index.html

最終回は何といってもクライマックスでの菅野美穂永作博美の底力派両巨頭?のガチンコ長台詞バトル。ありゃ長いだろ。しかも途中カット入れてないよな絶対。NG出してもっかいはまず無理っぽいから多分1発オッケーじゃね? つーかそうしないと収拾つかないんじゃ。一見どうってことないようなストーリーのこのドラマの勝因は、妙な実験だの何だの変な色気出さないでとにかく「普通に」作ってあとはメインキャラ4人(両巨頭+谷原章介塚本高史)の力に任せてたってところ。ドラマってのはそれでいいんだよ。こういうのが見たかったんだよこっちは。テレ朝以外のドラマに久々に拍手する。ったく『特上カバチ!!』あたりに爪の垢でも… 因みに両巨頭は途中で2人とも妊婦役になったが勿論永作のほうは実生活では本物。
















ところで採りあげそびれてたんで今更だが2/20土ドラマSP『樅ノ木は残った』。http://www.tv-asahi.co.jp/mominoki/

ここ→http://d.hatena.ne.jp/natsukikenji/20080529 でちょっと書いたが同題の大河が稀に見る傑作だったのを思い出し、つい総集編VHSを衝動買い(っても上下巻で600円だが)。あれほど最終回が衝撃的な大河ってないからな。酒井雅楽頭(うたのかみ)役の若かりし北大路欣也がまた大河史上屈指の印象的なキャスティングで、善とも悪ともつかない権力者の恐ろしさが出色だった。今回のでは橋爪功が如何にも巨悪らしく演じたが勿論それもまたよし。田村正和もけれん味が利いててよかった。