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「雨の中の二人」橋幸夫

『歌謡コンサート』(5/15火)、特集「あぁ!憧れの銀幕歌謡」。
http://www.nhk.or.jp/program/utacon/zenkai.html
小林旭が「ギターを持った渡り鳥」「ダイナマイトが百五十屯」「さすらい」と3曲も大サービスしたり(「ダイナマイト…」は笹川吉晴さんがカラオケで唄うのを2、3回聴かせていただいた記憶がある)梶芽衣子が「怨み節」披露したりとなかなか濃い内容だったが、個人的には何と言っても橋幸夫「雨の中の二人」にとどめをさす。何を隠そう橋幸夫はわが歌謡曲ファン歴の原点であり、好きな曲は山ほどあるが(語るときりがないのでやめとくが)、この「雨の…」も好きで、しかもこの曲はテレビにマイク近づけてじかにテープ録音し繰り返し聴いてた曲のひとつだった(うちは貧乏でレコードプレーヤーがなかったからドーナツ盤なんて聴いたことなかったが、なぜか古くてでかいテープレコーダーはあった)。そのうちテープが伸びたのか変なたるんだ歌声になったっけ。で、今回の『歌コン』での解説によると、その「雨の…」も当然のごとく映画になってたのはいいとして、主演が橋自身ではなくなんと田村正和だったと知って驚いた。橋の数ある歌謡映画で唯一自分が主演じゃなかった作だそうで、その代わり本人役(歌手橋幸夫として)でゲスト出演してるとのこと。

↑左からEP盤ジャケ写、映画ポスター、スチール。田村の相手役は中村晃子
http://movie.goo.ne.jp/movies/p21904/index.html
↓そしてこれは奇特な人がupした映画シーン付き「雨の中の二人」(歌唱橋幸夫)。

残念ながらこの映画のDVDは出ていないが、VHSが松竹から直接買えると知り、例によって衝動購入。とにかく田村正和のこれだけ若い時代(24歳・1966)の現代物映画となれば絶対見たいし、しかも愛聴曲の映像化作となれば尚更。
↓これは今回『歌コン』で紹介してた映画スチールをうちのテレビ画面からじか撮りしたもの。モノクロ写真だったが映画自体はカラーらしい。

橋幸夫 45周年記念3枚組 ”歌の架け橋”