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盤上のあがり

新刊本ゲット・シリーズ。

上段左から大森望日下三蔵・堀晃共編『創元SF短編賞アンソロジー 原色の想像力2』(創元SF文庫)、『桜庭一樹読書日記 お好みの本、入荷しました』(創元ライブラリ)、下段左から松崎有理『あがり』(創元日本SF叢書)、宮内悠介『盤上の夜』(同右)、宇佐美まこと『入らずの森』(祥伝社文庫)。
『入らずの森』を除いて創元なのは、全部関連してるので流れで。また『あがり』は昨年9月刊で、それ以外の4冊も今年の3月刊なので、どれも実は最新刊本ではない。その上『入らずの森』は三年前の単行本の文庫化だし。実はこれは今回の版で読んだ、帯で京極夏彦千街晶之東雅夫の3巨頭が絶賛してたことに惹かれたのもあるが、土俗ホラーらしいところに興味あったので。そしたらヤラレタ感あった。
『盤上の夜』はとりあえず表題作読んだ、山岸真さんからサワリ聞いて俄然関心湧いてたので。そしたらちょっと驚いた、この人は凡手じゃないね。竹本健治さんもお読みになるといいと思いますよこれは?
『原色の想像力2』は巻末の選者座談会をまず読んだが、これが面白い。なお『あがり』(未読)の作者松崎有理さんのサイト内に「SFファン交流会1月例会・2011年SF回顧(国内編)『原色の想像力2』詳細レポート」というのが掲載されていて、こちらも滅法面白い。