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佐々木新一「あの娘たずねて」

6/9(火)『歌謡コンサート』「時代の歌こころの歌」コーナー、佐々木新一「あの娘たずねて」。なっつかしいわー、この人のハイトーンの澄みっぷりと爽やかさ加減は子供心にも印象強かった。あの頃はこういう「誰が聴いてもいい声」の歌手が普通にいたような気がする。というかそういう声の人だけがプロになってたのか。今は逆に変な声で変な唄い方すれば誰でも巧いと勘違いさせられるみたいな妙なことになってるけど。『のど自慢』やお笑い芸人の唄自慢番組見るたびにそう思う。それはともかく佐々木新一、声も唄いっぷりもルックスも往時の印象を全く裏切ってないのに驚いた。高々一昔二昔経っただけで裏切りがちな唄い手が多い中でこの素直さは貴重。ってことで懐メロ番組での歌唱映像↓、浜村淳の濃すぎるナレーションが邪魔だが。

ただ、これ↑は肝心な3番が唄われてない、つまり今回の『歌謡コンサート』会場だった「高松」が歌詞に出てきてない(浜村のナレーションはその意味でも合ってない)ので、フルコーラスのレコード音源もあげとく↓。但しこちらは上↑の生バンドも使ってたミュート・トランペットがイントロでやや強烈すぎる気がするが。

それからこの人には他に「君が好きだよ」というスマッシュヒットがあったのも思い出した、これもいい歌↓。

決定版 佐々木新一